野性爆弾くっきー、“コンビ格差”を突っ込まれるも「ええ奴でしょ！」と相方自慢

　お笑いコンビ・野性爆弾のくっきーとロッシーが9日、都内にて開催された映画「デッドプール2」（6月1日公開）の「デッカい俺ちゃん“入魂式”イベント」に登場し、コンビ間の“格差”についてコメントした。

　コンビでのイベント出演は久しぶりという2人だが、ステージに登壇したくっきーは左目が腫れていた。くっきーは「気が付いたら腫れとったのです」といい、「昨日の夜くらいからちょっとムズムズいなと思ったら……」と朝に起きたら腫れていたことを明かした。眼科には当日、イベント前に行ったそう。「炎症です。『黴菌が入った』と」と診断結果を告げ、「野犬を触った手で目をこすってしまったのです。それで、今日、腫れたのです」と笑いを誘った。

　くっきーは、2017年10月に、くっきーの世界観を体感できる展覧会「超くっきーランド」を東京・原宿で開催し大成功を収めた。その後、岡山、幕張、福岡を巡回し、今年3月には台湾でも展示会を開催。

　台湾では約1ヵ月間に10万人を動員したことが話題となっているが、くっきーは「台湾、めちゃめちゃ客が入ったのです。嘘ちゃいますよ、ホンマに！」と声を弾ませた。今後やってみたいことを尋ねられると、「アジアは全制覇したいです」と告げ、さらに、世界中を飛び回る大型旅客機のラッピングに挑戦したい願望を告白。「飛行機を全部、木目にしたいです。木が飛んでいたらすごくないですか？　デッカイ丸太が飛んでいたら。飛行機を丸太柄にして飛ばしたいというのが僕の最終的な夢です」と目を輝かせた。「それが終わったら僕は隠居して、福岡辺りで、ゆっくり茶をすすって。ガリットチュウの福島（善成）あたりとゆっくりしたいと思います」と“隠居生活”への夢も言葉に。

　そんなくっきーに「儲かっている？」とのツッコミが飛んだが、「持っていく代とか、設営代とか、めちゃめちゃ金が掛かるのですよ」、「マイナスで持っていく。物販とかで頑張ってお金を稼ぐ。それでも、トントンですわ。結果、みんなトントン」と煙に巻いた。

　コンビでいえば、くっきーが個展にとどまらず数々のバラエティ番組やドラマにも出演するなど大活躍する一方で、先日放送されたインターネットテレビ番組では、コンビ間の月収の格差が話題になっていた。

　くっきーは、“コンビ格差”については、「そんなに変わらないのちゃいます」というも、ロッシーは「くっきーが活躍している間、何をしているのですか？」と質問されると、「基本は家におることが多いので。よう、言うてますけど、金魚に餌をあげたりとか、観葉植物に気を付けたりとかしています」とコメント。

　ただ、ロッシーは「相方がこうして色々とやっていることは、僕は、ぜんぜん楽しめています」とくっきーの大活躍を歓迎。「初めてコンビを組んだときに、『うちの小道具、どうする？』とか言って、例えば初めてできたザリガニの小道具があって、そういうものを『みんなに観てもらえたら面白いよね』ということで始まっていますから。今、こんなに世界中の人が『おお、面白いね！　サンキュー！　最高！』と言っていることはすごく嬉しいです」と語り、「やっとこんなに観てもらえているのだということは、今すごく、コンビとして嬉しいです」と心境を言葉に。

　そんなロッシーを横にして、くっきーは「ええ奴でしょ！」と相方自慢をしていた。