齊藤工、笹川美和の生歌唱に感激「夢のようです」
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映画『blank13』は、借金を残したまま13年前に失踪した父が余命3ヵ月で見つかったことをきっかけに始まる家族の物語。監督は齊藤が務め、主人公を高橋一生、失踪した父親役をリリー・フランキーが演じ、松岡茉優、神野三鈴、伊藤沙莉、村上淳、佐藤二朗らがキャストに名を連ねる。主題歌には笹川が歌う「家族の風景」が起用されている。
映画本編の上映後、トークイベントは笹川の「家族の風景」歌唱からスタート。続いて登場した齊藤も彼女の歌に拍手を送りながら、「夢のようです」と賛辞を送った。
また、齊藤は同楽曲について「ラストシーンにこの楽曲がかかるというのが条件で、キャストよりも先に決めたのはこの曲が使えるか否かでした。ある意味で曲が主人公の作品」とコメント。実際に映画を制作するにあたっても、曲を聴きながらロケハンしたことを明かした。
笹川は本編を見た感想を尋ねられると「すごく良い使われ方をしていたので申し訳ない気持ちでいっぱいです。長くみなさんに愛してもらえているのはやっぱり嬉しいです」と楽曲への思いを語った。
和やかなトークでイベントが進行する中、最後に齊藤は映画の制作について「自分は楽曲が最後にあるということに向かって作品を作っていく人間だなということ気付いた。いかに音楽に頼っているかということと、それが間違いでないということが確証としてある」と述べた。笹川も「音楽って目に見えるものでも触れるものでもないんですけど、でもなぜかそこからイメージが膨らむという不思議なもの」とコメントしていた。
《松尾》
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