「KITANOBLUE」はたけしの感性を多くの人に感じてもらうために立ち上げられたブランド。カジュアルウェア、ゴルフウェア、ベルトやバッグなど小物も取り扱い、たけしの絵を使用したTシャツやグッズの展開する。
たけしは、あいさつのためにステージにあがると、「先ほど『プロデューサー』と紹介されたのですが、『プロデューサーって何をするのだ?』と今、聴いていたところです」と笑いを誘った。「夢は海外に通じるブランドにしたい。俺の映画でも初めは日本では誰からも相手にされていなかったのに、いつのまにかヨーロッパで火が付いたりなんだりとしているので。逆輸入でもいいからブランドの名前があがってほしいな」と期待を言葉にした。
16日に急性心不全で死去した歌手の西城秀樹さんについてコメントを求められると、「まだ年下の秀樹さんがこういうことになって」と悼み、「心臓って怖いなあ」としみじみと言葉にした。「順番からいえば俺の方がとっくに……」とも。西城さんが病気と闘いながらも、精力的に歌手活動を続けてきたことについては、「やっぱりそれで食ってきたのだから。どの芸人も言うように、死ぬのは舞台に立ってと。幸せだと思うけどね」と生きざまに共感した様子で語った。
また、「映画をやる計画は?」と尋ねられると「あるよ」と回答。続けて、「あるけど、今、NHK(大河ドラマ『いだてん ~東京オリムピック噺(ばなし)~』)が入っちゃってるから。来年いっぱい、俺、大河の役をやっているから映画に入れないけど、台本はもう3件くらい書いて、今、どこが金を出すかをやっている最中だから」と語っていた。