江夏豊、石橋貴明&ミッツに「江夏の21球」での真実語る
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同番組は、今年4月にスタートしたとんねるず・石橋貴明とミッツ・マングローブがMCを務めるバラエティー。忘れかけていた「日本のちょっと前の話」に何かと詳しい石橋とミッツのふたりが、「勝手に語り継ぎたいアレコレ」をゲストと共に掘り起し、「あ~、あったねぇ~! 懐かしい~」という思いを共有する番組だ。
石橋と江夏は、90年代から00年代にかけていくつかの番組で共演しているが、フジテレビ系バラエティーでの共演は実に、『とんねるずのハンマープライス』(1995~98年放送/関西テレビ)にまでさかのぼる。とんねるずがMCを務め、有名人・芸能人の所持品や彼らとの共演をオークションの対象にするというこの番組で、「江夏豊が草野球のリリーフで21球だけ投げてくれる権」をオークションにかけた企画に江夏が出演(96年6月15日放送)して以来、バラエティー番組としてはおよそ22年ぶりのフジテレビ系での共演となった。
『たいむとんねる』で是非とも野球について語りたいと希望していた石橋の熱烈なラブコールにより、めったにない江夏のバラエティー番組への出演が実現。野球を通じて何度も共演してきた二人が、長い年月を経て再共演を果たす。今回のトークテーマは、「伝説だらけのアウトロー投手・江夏豊」。高校時代からプロ入り間もない頃の仰天エピソードや懐かしい話が江夏の口から次々語られ、石橋もミッツも大興奮。「タカさんがどうしても聞いてみたいあのシーンの裏側」というコーナーでは、1968年にシーズン最多奪三振記録354個目を王貞治から奪った時の胸に秘めた思い、1971年のオールスター戦での9者連続奪三振記録を打ち立てた時の心境、1979年の日本シリーズ最終戦の伝説「江夏の21球」での真実、そして親友・衣笠祥雄との知られざるエピソードが江夏の口から語られる。
また、「江夏豊の都市伝説」というコーナーでは、元阪神タイガース・田淵幸一、川藤幸三からの貴重な証言もVTRで飛び出し、「試合後に甲子園から名古屋に消える」「前球団の後輩はデッドボールで片づける」などの“都市伝説”の真偽にも迫る。野球愛にあふれる石橋とミッツに心を開き、次々と貴重な逸話を披露する江夏のトークは、野球ファンならずとも必見だ。江夏は石橋との共演について、「石橋君の大好きなところは、こよなく野球が大好きで、野球を正面から見てくれるところなんですね」とコメント。さらに、先日逝去した衣笠さんとのエピソードについては、「4月23日に僕の親友(衣笠祥雄氏)が亡くなりましたが、そのことをもっと聞かれるんじゃないか、聞かれたらどうしようかな、また涙が浮かんでくるんじゃないかと思ってましたが、そこも石橋君の気配りで“江夏の21球”の中の出来事としてさり気なく触れてくれて、助かりました」と語っている。『石橋貴明のたいむとんねる』は、フジテレビ系にて、5月28日よる11時から放送。
《KT》
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