大河ドラマ『西郷どん』出演中の瑛太「大久保ファン増やしたい」 | RBB TODAY

大河ドラマ『西郷どん』出演中の瑛太「大久保ファン増やしたい」

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瑛太【写真:竹内みちまろ】
瑛太【写真:竹内みちまろ】 全 12 枚
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 NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」の報道内覧会が25日、東京藝術大学大学美術館にて開催され、大久保利通(正助・一蔵)役の瑛太がオープニングセレモニーに出席。坂本龍馬役として出演する小栗旬の舞台裏での様子を明かした。

 同展は、大河ドラマ「西郷どん」の主人公・西郷隆盛に関連した資料や文化財を通じ、ゆかりの地の歴史や文化、歴史的な出来事を紹介する展覧会。5月26日から7月16日まで、東京藝術大学大学美術館にて東京展が開催される(大阪展は7月28日から、鹿児島展は9月27日から)。

 瑛太は同展を鑑賞し、大久保利通の肖像画とのツーショット撮影を行った。「作品に入る前も色々と資料を観させて頂いたりなどしているのですが、実物を観ると、本当に実在した人なのだなということがひしひしと実感すると言いますか」と感慨深げに感想を言葉にした。

 撮影では京都編が始まっているそう。「西郷吉之助(鈴木亮平)と島津久光(青木崇高)に挟まれて、中間管理職の立場にいます。吉之助さんも止めなければいけないし、久光に対してはどんどん身命していかなければならないというところで、正直、演じるうえでは僕の中でものすごくストレスが掛かっています」と大久保利通役に挑んでいる様子を告げた。「とにかく、吉之助さんに対して、『もう少し冷静に物事を進めていかないか』ということを言いたのですけど、なかなかドラマの脚本上……」と苦笑いを浮かべつつ、「また(西郷を)止めている。またこの人間を止めなければいけないというところで、正直、白髪が増えました」と明かす一幕もあった。

 大久保利通役については、「鹿児島の人たちにもどこか西郷人気に劣っている部分といいますか、どこかで“裏切り者”のような扱いがされているような気がしています。でも、実際に明治を立ち上げた人としては西郷よりも大久保の方が確実に力を発揮しています。その辺をしっかりと日本の方たちに伝えられるように、僕は演じるということでしかできないのですが、大久保ファンを増やしたいですね」と意気込み。

 ドラマでは、今後、坂本龍馬(小栗旬)、桂小五郎(玉山鉄二)、岩倉具視(笑福亭鶴瓶)などが活躍していくそう。

 「亮平君も『これはどんどん面白くなってきたぞ』と、リハーサル室で、小栗旬が入ってきた瞬間の雰囲気を僕に伝えてくれたりとか。『なんか、すげえグラサンをかけてきたのだけど。“俺は坂本龍馬だ!”という雰囲気を思いっきりプンプンで出してきたぜ』と僕にそっと伝えてくれました(笑)」とエピソードを紹介し笑いを誘った。

《竹内みちまろ》

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