デビュー時はグラビアで活動していたという若槻。事務所の戦略として将来は「広末涼子」のような人材に育てたいという狙いがあったらしく、定期的に開かれる握手会でも、ファンに対しあくまでも爽やかに、余計な話もせず対応していたという。
だがやがて若槻はバラエティに進出。その姿は彼にとって、これまで抱いていたイメージとかけ離れていたのか、転向後初めて開いたイベントで、写真集をたった1冊だけ持って目の前に現れ、一言、「静止画が良かったです」とだけ言い残して去っていったという。
若槻は、それ以来イベントを開いても彼がやってくることはないとも語り、「今まで付き合った人に何を言われても、その彼以上の言葉はないぐらい辛かった」と吐露。明石家さんまは、「彼の気持ちもわからんでもない」としみじみ述べていた。