デビュー時はグラビアで活動していたという若槻。事務所の戦略として将来は「広末涼子」のような人材に育てたいという狙いがあったらしく、定期的に開かれる握手会でも、ファンに対しあくまでも爽やかに、余計な話もせず対応していたという。
若槻は続けて、「そんな握手会や写真集の発売イベントに必ず来てくれていた一人の男性ファンがいた」と告白。彼は毎回、写真集を100冊購入するほどの入れ込みようだったのだとか。
だがやがて若槻はバラエティに進出。その姿は彼にとって、これまで抱いていたイメージとかけ離れていたのか、転向後初めて開いたイベントで、写真集をたった1冊だけ持って目の前に現れ、一言、「静止画が良かったです」とだけ言い残して去っていったという。
若槻は、それ以来イベントを開いても彼がやってくることはないとも語り、「今まで付き合った人に何を言われても、その彼以上の言葉はないぐらい辛かった」と吐露。明石家さんまは、「彼の気持ちもわからんでもない」としみじみ述べていた。