「ペンギン・ハイウェイ」アヌシー映画祭に石田祐康監督ら登壇 ライブドローイングにファン熱狂 | RBB TODAY

「ペンギン・ハイウェイ」アヌシー映画祭に石田祐康監督ら登壇 ライブドローイングにファン熱狂

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「『ペンギン・ハイウェイ』アヌシー国際アニメーション映画祭」(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会
「『ペンギン・ハイウェイ』アヌシー国際アニメーション映画祭」(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会 全 6 枚
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劇場アニメ『ペンギン・ハイウェイ』がアヌシー国際アニメーション映画祭でイベントを開催した。石田祐康監督とキャラクターデザインの新井陽次郎が登壇し、フランスのファンから喝采を浴びた。

『ペンギン・ハイウェイ』の原作は、『夜は短し歩けよ乙女』や『有頂天家族』など数々のベストセラー作品を持つ森見登美彦の同名小説。無限の可能性を秘めた少年の瞳を通して描かれる青春ファンタジーだ。

本作は世界四大アニメーション映画祭の一つであるアヌシー国際アニメーション映画祭に招待された。現地時間6月15日には、新作アニメ映画を紹介するイベント「Work in Progress」を開催。石田祐康監督と新井陽次郎が登壇し、予告編が上映されると、満席の会場から歓声があがった。

石田監督は自身初の長編作品に『ペンギン・ハイウェイ』を選んだ理由について「少年の目線で、少年の世界を純粋なかたちで描きたかったこと、そして少年からの“お姉さん”にあこがれる気持ちも物語をひっぱる強い力があると感じたし、日常の中に不思議なことが入り込んでくる絶妙なバランスに惹かれた」とコメント。
新井は主人公・アオヤマくんのキャラクターデザインについて「アオヤマくんは少し背伸びをしていて、同級生のいじめっ子と対立していたりする。同年代から見ると生意気なんだけど、大人から見るとかわいらいしく見えるよう意識した」と制作秘話を語った。

『ペンギン・ハイウェイ』アヌシー国際アニメーション映画祭

さらに新井は壇上でライブドローイングも行った。会場のファンはアオヤマ君とペンギンが滑らかに描かれていくのを熱心に見守り、完成すると大きな拍手を送った。
『ペンギン・ハイウェイ』は8月17日全国ロードショー。フランスでは2019年公開予定で、世界10ヵ国での上映も決まっている。

『ペンギン・ハイウェイ』ライブドローイング

『ペンギン・ハイウェイ』
8月17日(金)より全国ロードショー

[コメント]
石田祐康監督
「最初は緊張しましたが、お客さんのリアクションから伝えたいことが伝わっている感じがしたので嬉しかったです。フランスの皆さんにも早く作品を観てもらって感想がききたいと思っています」

キャラクターデザイン・新井陽次郎
「皆さんに喜んでもらおうと、ライブドローイングは練習もしてきたので、肩の荷が少しおりました。喜んでもらえていたら嬉しいです」

(C)2018 森見登美彦・KADOKAWA/「ペンギン・ハイウェイ」製作委員会

《高橋克則》

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