長崎・天草の「潜伏キリシタン関連遺産」を緊急特集......8日放送『世界遺産』

　毎週日曜よる6時より放送中の『世界遺産』（TBS系列）。7月8日の放送では、先日、世界文化遺産として新しく登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が緊急特集される。

　新しい世界遺産を決定する国際会議「第42回世界遺産委員会」が6月24日から7月4日にかけてバーレーンの首都・マナマで開かれ、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が正式に世界遺産に登録された。8日の放送では、番組が3年がかりで撮影した「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の映像の一部始終が届けられる。

　実は、3年前に日本政府か同地を世界遺産に推薦したときから、番組は撮影を始めていたそう。放送では、今も続く、かくれキリシタンの秘儀や潜伏キリシタンが暮らした無人島、離島に点々と建つ教会とその四季折々の姿など、貴重な映像の数々に注目だ。

　また、昨年10月から番組のナレーションを務めている女優・杏は、新しく登録された日本の世界遺産のナレーションは初。これについて杏は、「すでに登録された世界遺産のナレーションはいくつもさせてもらっていたのですが、登録のニュースをリアルタイムで見て、それをナレーションさせていただけるのはうれしいです」と喜びのコメント。さらに、「ナレーションをしていて、見たことのない素晴らしい景色に心奪われそうになりました。自分の足ですべてを巡るのはとても大変ですし、空撮など自力では見ることができない貴重な映像が満載ですので、新しい発見ができます。ぜひ、老若男女問わず、見ていただきたいです」と視聴者に呼びかけている。

　「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」について緊急特集が決定した『世界遺産』（TBS系列）は、7月8日よる6時から放送。