同作は、2011年に台湾で200万人を動員し、ほぼ無名のキャストながら社会現象を巻き起こすほどのヒットとなった青春映画『あの頃、君を追いかけた』のリメイク版。台湾の人気作家、ギデンズ・コーが自身の自伝的小説を自ら映画化し、台湾の青春映画として歴代1位の興行収入をおさめ、香港では『カンフー・ハッスル』(2004)の記録を塗り替えて歴代興収No.1を記録した。日本でも2013年に公開され、単館上映ながらスマッシュヒットを記録している。
今作の舞台となるのは、10年前の日本。水島浩介は、クラスメイトの仲間たちとつるんではバカなことばかりをし、さしたる夢や目標も分からぬまま、お気楽な高校生活を送っていた。そんなことから、浩介の態度に激怒した教師が、クラス一の優等生・早瀬真愛を浩介のお目付け役に任命。真面目でお堅い真愛を疎ましく思う反面、胸がザワつき始める浩介。彼と仲間たちにとって、彼女は中学時代からの憧れだったのだ。やがて、教科書を忘れた真愛のピンチを浩介が救ったことで、2人の距離は一気に縮まっていく。
松本穂香は、浩介(山田裕貴)の幼馴染で、真愛(齋藤飛鳥)の親友でもあり、猫を愛して止まない詩子を演じている。解禁されたメイキング映像では、“子猫”が可愛すぎて離すことが出来ない松本の姿が収められており、可愛らしい2ショットに癒される動画となっている。また同時に解禁となった場面写真には、“猫耳”姿の松本の姿もあり、現在放送中の人気ドラマTBS日曜劇場『この世界の片隅に』のすずとは、また違う可愛らしい姿をみせている。
オリジナル作品の瑞々しさを受け継ぎつつ、若手俳優たちが結集して現代の物語としてリメイクされた映画『あの頃、君を追いかけた』は10月5日より全国公開。