高橋が金メダルを獲った、2000年のシドニー五輪女子マラソン。かけていたサングラスを30キロ付近で投げ、スパートをかけたことが話題を呼んだ。だが彼女によれば、あれはもともと歩道の反対側にいた父親に向かって投げるため、隣にいるシモン選手に当たらないよう少し前に出たときに、「今かもしれない」と察知して走った“後付けスパート”だったことを明かした。
帰国後、そんな伝説のサングラスについての記事を写真週刊誌で見たという高橋。もともとの値段は2万円だったそうだが、「オークションにかけたらいくらになるか?」という検証企画を誌面で展開していたという。高橋から「いくらと書かれていたか」クイズ形式でいきなり問われた笑福亭鶴瓶は、「当てていいか難しい。上いっても、下いっても」と迷いながら「なんぼやったんや!」。
高橋が「いや、あの2000万だったんですよ」というと、スタジオからは一斉に「エーッ!?」の声が。高橋も「すごくないですか」と、自身の所持品ながら驚いたことを振り返っていた。ただ彼女はその値段について「当時」を強調。「今の値段ではないですけど」と説明していた。
そのサングラスは今も父親が大切に保存しているという。