今年2月に行われた東京医科大学医学部の入学試験で女子受験生を一律減点し、合格者数を抑えていたことが判明した。女性医師は出産や育児で休職や離職する可能性があるため、意図的に合格者数を少なくする思惑があったという。この操作は2011年ごろから行われていたようだが、元幹部は「不正の認識はなかった」と説明しているという。
爆笑問題・田中裕二が、現役医師でもある西川に「こんなことあるんですか?」と質問すると、「当たり前です」と断言。「医科大学に限らない?」と続けて聞くと、「限らない。全部がそうです」と発言し、「上から採っていったら、女性ばっかりになっちゃうんですよ。女の子が優秀なので」と、女子受験生のほうが総じて得点が高いと明かした。
一方、女子受験生ばかりを合格させる弊害にも踏み込み、「眼科医と皮膚科医だらけになっちゃうんですよ。やっぱり重たい人の股関節脱臼を背負えるかっていったら、女性は無理なんですよ」と、選択する科が偏ってしまうと語った。
その上で、「外科医になってくれるような男手が必要なんです。お腹が大きかったら手術はできないんですよ。だからやっぱり男性と女性の比率は考えてないといけないんです」と、医師を取り巻く現実を話していた。
デーブ・スペクターは、「6万円の受験料取ってて、不正じゃなくて詐欺です」と糾弾。また池田エライザも「受験をする人たちがかけてる時間は秤(はかり)にかけちゃいけない」と、大学側の対応を非難していた。