吉田羊、過去の後悔を告白…共演者に謝罪も | RBB TODAY

吉田羊、過去の後悔を告白…共演者に謝罪も

エンタメ 映画・ドラマ
吉田羊【編集部】
吉田羊【編集部】 全 8 枚
拡大写真
 女優の吉田羊が、23日に都内で行われた映画『コーヒーが冷めないうちに』(9月21日全国公開)完成披露試写会に、有村架純、伊藤健太郎、波瑠、薬師丸ひろ子、松重豊、石田ゆり子、塚原あゆ子監督と登壇し、過去の後悔を告白した。

 作品にちなみ「戻りたい過去」を尋ねられると、吉田は2013年に放送された、熊本県熊本市慈恵病院の「赤ちゃんポスト」をめぐる実話をドラマ化した『こうのとりのゆりかご~「赤ちゃんポスト」の6年間と救われた92の命の未来~』を挙げ、「実はその時のお芝居が納得いくものではなく、ちょっとしたトラウマになっているんです」と告白。そして、「(主演の)薬師丸さんにもご迷惑をおかけしてすみませんでした」と謝罪した。

 しかし、その経験が「役者としておごらずに一生懸命に、改めて(役に)向き合おうと思わせてくれた」そうで、今では「私の人生では必要だったと思うようにしている」と後悔を糧にしたことも吐露。

 そして、薬師丸から「羊さんがとてもつらい立場にいる女性の役で、リハーサルの時からぽろぽろぽろぽろ涙を流されて、身を削ってお芝居されていたのはとても印象に残っている」と優しい言葉をかけられると、吉田は「今の一言で浄化されました。ありがとうございます」と安堵の表情を見せていた。

 一方では、2015年の大ヒット映画『ビリギャル』で親子役を演じた有村との再共演を喜ぶ姿もあり、吉田は「この3年間でたくさんのことを経験して戦っていらっしゃったにもかかわらず、(穏やかな)佇まいが変わらず、さらにどっしりした強い女優さんになられた」としみじみ。有村も「うれしいです。幸せです」と笑みをこぼしていた。

 本作は、時田数(有村)が働く、望み通りの過去に戻れる席がある喫茶店「フニクリフニクラ」を舞台に、さまざまな後悔を抱える人々が巡り合う優しい奇跡を描いた物語。

《RBB TODAY》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース