同作は、原作映画『サニー 永遠の仲間たち』に心掴まれたファンのひとりである大根が、舞台を日本に移し、90年代の珠玉のJ-POPや流行のファッションを散りばめて再構築。主人公・奈美を篠原涼子、奈美のコギャル時代を広瀬すずが演じるなど、豪華女優陣の競演も話題だ。
日本中の女子高生がルーズソックスを履き、空前のコギャルブームに沸いた90年代、そんな時代に青春を謳歌した女子高校生の仲良しグループ「サニー」のメンバー6人は、22年の時を経てそれぞれ問題を抱える大人になっていた。専業主婦の奈美は、ある日、久しぶりにかつての親友・芹香と再会するが、彼女は末期ガンに冒されていた。
「死ぬ前にもう一度だけ、みんなに会いたい」。芹香の願いを叶えるため、奈美が動き出す。裕子、心、梅、そして奈々。かつての仲間は無事、芹香の前に再集結できるのか?夢と刺激で溢れていた高校時代と、かつての輝きを失った現在の2つの時代が交差して紡がれる物語は、ラスト、強い気持ちと強い愛によって、予想もしていなかった感動を巻き起こす。
同作の劇中では、90年代を彩る珠玉のJ-POP合計11曲が使用。「SWEET 19 BLUES」「Don’t wanna cry」(安室奈美恵)をはじめとする5曲の小室哲哉プロデュース楽曲や、サブタイトルにもなっている「強い気持ち・強い愛」(小沢健二)など、今もカラオケなどで歌い継がれている名曲の数々が作品を彩る。
そしてこのほど、劇中楽曲11曲をすべてつなぎあわせたメドレーPVが公開。親友との再会、蘇る20年前の青春時代、ルーズソックス、カラオケ、プリクラ、そして初恋。映画の印象的なシーンが切り取られ、それぞれの楽曲に合わせて紡がれた映像も印象的な仕上がりとなっている。
なお、劇中使用全11曲のCD売上累計はなんと脅威の1,000万枚超え。90年代が回顧されている今、名曲がこれでもかと詰め込まれた貴重な映像は注目だ。青春音楽映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は、8月31日より全国公開。