『直撃!シンソウ坂上』で津川さん追悼特集! | RBB TODAY

『直撃!シンソウ坂上』で津川さん追悼特集!

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 8月30日放送の『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ)では今月4日に78歳で亡くなった津川雅彦さんの追悼特集をオンエア。スタジオには、津川さんと数多くの作品で共演してきた三田佳子が登場する。


 番組ではMCの坂上忍が家族ぐるみで30年以上の親交がある奥田瑛二を直撃インタビュー。奥田は坂上のインタビューで、津川さんのどこにひかれたのかを聞かれると「挫折」と意外な答えを返す。奥田によれば名俳優の名をほしいままにした津川さんも、デビュー当時は撮影所をたらい回しにされたり、兄の長門裕之さんと比較されたりと、どん底の日々を過ごしていたそうで、そんな奈落の底からはい上がった津川さんを死ぬまで見ていたいと思ったと、当時を振り返りながら語った。

 津川さんは、映画「狂った果実」で石原裕次郎さんの弟役で本格デビューを果たし、一躍脚光を浴びるが、その後は低迷。兄の長門さんと常に比較されることにも悩んでいたという。番組では、長門さんと津川さんが共演した貴重なトーク番組の映像を入手。津川さんが兄・長門さんに抱いていた率直な思いが明らかになる。その後、津川さんは『必殺仕掛人』(TBS)で、2枚目俳優から悪役へと転身しブレイクを果たし、日本を代表する名優となっていった。

 一方、津川さんの妻・朝丘雪路さんについてもピックアップ。津川さんと朝丘さんは1973年に結婚、翌年には娘・真由子さんが誕生し幸せな生活を送っていたが、真由子さんが生後5ヵ月の時に誘拐されてしまう。発生から41時間後に犯人は逮捕、真由子さんも無事に救出された。番組では、当時の映像をふんだんに交えながら、真由子さんの誘拐事件を振り返る。

 この誘拐事件をきっかけに、「世界一のパパ」になると決意した津川は娘のためにオモチャの輸入販売会社「グランパパ」を設立。最盛期には全国に20店舗を展開するまでに成長しましたが、会社設立から30年が過ぎ、6億円もの負債を抱え倒産の危機に陥ってしまう。この危機を救ったのは、妻・朝丘さんだった。津川さんを救うために、朝丘さんがとった驚きの行動とは果たして? さらに、この当時の津川さんの様子について、奥田からは意外すぎる証言が飛び出す。

 津川さんは事業失敗の影響もあり、2人は結婚36年目で初めて別居という選択する。しかし、その後、朝丘さんが「アルツハイマー型認知症」を発症、彼女の介護のために夫婦は再び一緒に暮らすことに。津川さんの決断の裏には、認知症の妻・南田洋子さんを献身的に介護した兄・長門さんの存在があったという。また、津川さんは、朝丘さんが亡くなってから100日で、この世を去ることになったが、この期間に津川さんと食事をしていた奥田は津川さんのわずかな変化を感じていた。そして、津川さんが亡くなる10日前に残していた言葉を今回、奥田が初めて明かす。朝丘さんが亡くなったあとの100日間を津川さんがどのような思いで過ごしていたのか。『直撃!シンソウ坂上』(フジテレビ)は8月30日21時から放送開始。

《松尾》

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