ボクシングマニアの香川照之、マニー・パッキャオ世界王者との初対面に感激！

　俳優の香川照之とプロボクシングWBA世界ウェルター級王者のマニー・パッキャオ選手が14日、都内で行われた「SIXPAD新製品発表会＆新TV-CMお披露目」に登場した。

　20年以上にわたってボクシングマガジンで連載をするほか、試合のゲスト解説も務めるほどのボクシング好きの香川。パッキャオ選手との初対面を果たし、「皆さん、パッキャオ選手がどれだけ偉大であるかは、アジア人の誇りとして重々承知であると思いますが、僕にとっても特別な方。お会いできて感無量」と感激しきり。「超一流の方特有のリング場での荒々しい動きとは違った、柔らかくて静かな一面が印象的」とステージ裏の様子も嬉しそうに報告した。

　また、ミット打ちを披露してもらうと、「後ろから見ていたらヒットマッスル（肩甲骨）の軸が全くぶれない」と感心しつつも、「今、１・２・３まで打っていましたが、4つ目の返しの左ストレートが見たかった」と悔しさものぞかせていた。

　パッキャオ選手は初防衛選については「12月2日か1月19日のどちらかを予定しています」と明かすが、対戦相手に関しては「今月中に発表しますが、現時点で言えることはボクサーだということです」と冗談で笑いを誘った。

　今年40歳になるパッキャオ選手は「引退まで残された試合は多くない」とし、記者が挙げた選手との対戦の可能性に言及。フロイド・メイウェザー・ジュニアについては「すでに引退しているので復帰の問題が出てくるが、彼がやりたいということであれば可能性はある」とコメント。テレンス・クロフォード選手についても「可能性は十分にある」と話すと、「いつか日本でも試合がしたい」と何度も来日している親日家らしい夢も語っていた。