鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂。その店主である篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくベストセラーシリーズの実写映画化。本作では、栞子(黒木)と大輔(野村)が、50年前に隠された夏目漱石のサイン本の秘密と、現代で狙われる太宰治の希少本に秘められた真実を解き明かす姿を描く。
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黒木は、「栞子さんの人見知りのところには共感する部分もありましたし、またご一緒したいと思っていた三島監督とお仕事ができて、その作品を皆さんに観てもらえることは本当に幸せです」としみじみ。
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作品に因み、誰にも負けないことを尋ねられると、「人に自慢できることを会得してこなかった人生なので…」と困りつつ、「なで肩?」と回答。すると、「俺もなで肩っすよ」という野村についで、なで肩であることを申告するキャスト陣。黒木は「じゃあ、やっぱり勝てるものはないです」とはにかんでいた。
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そんな黒木とのダブル主演で現代パートに出演する野村は、黒木が「純文学のよう(な世界観)」と賛辞を送った東出と夏帆が出演する過去パートについて、「こっちがメインなのではないかと思うくらい素晴らし過ぎた」と絶賛。さらに、「昭和の似合うお二人だな…と褒めているのか褒めていないのかよくわからないですけど、お似合いでした」と話して、東出らを笑わせていた。
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