同作は、取調室を舞台に“嘘”を見破る刑事・楯岡絵麻が鮮やかに事件を解決する心理サスペンス。
人が嘘をつく瞬間に0.2秒間だけ現れる、その人固有の“マイクロジェスチャー”を読み取り、被疑者の嘘を見破る女性刑事・楯岡を演じる栗山。「原作に“キャバクラトーク”と書いてあるのですが、そういうお芝居や、相手の心を開くためにフレンドリーに犯人に迫るシーンは、恥ずかしいなぁと思いながらもチャレンジしています」と照れ笑い。
自身は「案外普通に騙されますよ。人をあまり疑わないし、どうせバレるから嘘をつこうとも思ってない」そうで、「役を通して、こういうことで人の心を読めるんだ…と勉強させていただいています。今後は上手く嘘を見抜けるようになるかな」と期待も寄せた。
劇中のエピソードに因み「捨てられないもの」を尋ねられると、「ものを捨てられない人なので、敢えて(一つを)挙げるのであれば、洋服やぬいぐるみについているタグが好きで、お気に入りのものがあれば大切にとっておきます」と回答。さらに、「時には、なくさないようにゴムをつけたりして工夫してとってあります」と明かすと、宇梶は「知り合いでほかにそういう人います?俺、初めて聞いた」と驚き。白洲も「タグをどうするんですか?お守りみたいに(持っているの)?」と理解しがたいよう。そんな中、栗山は「触っていると落ち着くんです。(特に)アメリカ製のタグが好き」とうれしそうに話して、会場の笑いを誘っていた。
そんな栗山と初共演の白洲は、「クールビューティーなイメージがあったんですけど、実際にお会いすると気さくだし、壁を感じさせない柔らかい雰囲気で、それが現場に広がっています」とコメント。宇梶は「まさに迅くんと同じ」としながらも、加えて「マドンナ的なマリア様や菩薩とか、ああいう母性をふと感じることがあります。リラックスさせてもらっているのかな」と伝え、「ほめ過ぎじゃないですか」と栗山を恐縮させていた。