真矢ミキ主演ドラマ『さくらの親子丼』の続編放送が決定!今度の舞台は「子どもシェルター」
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「泣きたい時は泣けばいい。涙の粒だけ幸せの花が咲くんだから」ーー同ドラマは、行き場を無くした子どもたちにこう語りかけ、無償で親子丼をふる舞い続けた古本屋の店主・九十九さくら(真矢ミキ)が主人公。今回、さくらを待ち受けていたのは、オトナに固く心を閉ざした子どもたちだった。パート2での舞台は、さくらの古本屋兼自宅の「九十九堂」から「子どもシェルター」に移る。シェルター「ハチドリの家」は、虐待を受けた子どもたちが一時的に避難・保護できる施設で、親やオトナから子どもを守るため、その場所は一切公表されていない。クリスマスも、お正月も、そして今夜も帰る家のない子どもたちが、いまのこの時代にもいる、そんな現代社会を反映した作品となっている。
母親の愛人から性的虐待を受けていた井口茜、記憶と言葉を失い名前もわからない少女・古井戸貞子、父親から性的虐待を受け、反動で中学生の頃から売春や覚せい剤に手を染めた新城由夏ら、「ハチドリの家」入居の子どもたちからは、「何が親と子一つになって親子丼だよ。何で一つになんなきゃいけねえんだよ、マジありえねえ」など、さくらは、これまでやってきことを真っ向から否定されてしまう。食べる喜びはもちろんのこと、自分が食べたいものすら分からない子供たち。そんな中、料理を通じて、信じられる大人がいることを伝えようと奔走するさくら。これっぽっちも親を信じられない、自ら親を捨てた子どもたちが暮らす「ハチドリの家」。はたしてさくらは、子どもたちに手を差し伸べ続けることができるのか?
真矢ミキは続編決定について、「パート11は現場が一丸となり、みんなが一歩、一歩前に進みつつ作っていました。この作品が、人の心に訴えるものがあるというのは、ドラマに関わった人たちの泥臭さがあったからでしょうか。どんなに時代がハイテクになっても『最後は人の気持ちが、ドラマを作るんだ』との気持ちで、スタッフ・キャストみんなが繋がっていましたね。そういうひとつひとつが良い思い出なので、初の続編ということは光栄だし、うれしいですね」と喜びの心境をコメント。
視聴者に向けては、「このパート2も、視てくださった方が前向きな気持ちになる作品になればいいなと、心から思っています。土曜日って、新しい週に向けての大切な日だと思います。ゆっくり湯船に浸かって、一週間の汚れを洗い流し、疲れを癒し、そして自分を省み、生き方に考え巡らせるような、そういうドラマに私はしたいです。ぜひ、皆さんで 『さくらの親子丼2』の世界に浸ってください」と呼びかけている。ドラマ『さくらの親子丼2』は、東海テレビ・フジテレビ系全国ネットにて12月1日よる11時40分から放送。以降、毎週土曜、同時間帯に放送される(全8話)。
《KT》
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