乃木坂46・山下美月をやさしく見守る樹木希林さん......映画『日日是好日』メイキング映像解禁 | RBB TODAY

乃木坂46・山下美月をやさしく見守る樹木希林さん......映画『日日是好日』メイキング映像解禁

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(C)2018「日日是好日」製作委員会
(C)2018「日日是好日」製作委員会 全 2 枚
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 現在公開中の映画『日日是好日』で、主人公・典子(黒木華)の茶道教室での後輩、15歳の高校一年生・ひとみ(山下美月)が、稽古中に「足がしびれて動かないです」と困り果て足をくずすシーンと、ひとみが披露する美しいお点前を収録したメイキング映像が解禁された。


 同作の主人公は、大学生で20歳の典子(黒木華)。典子は、自分が「本当にやりたいこと」を見つけられずにいた。ある日、タダモノではないと噂の“武田のおばさん”(樹木希林)の正体が「お茶」の先生だったと聞かされる。そこで「お茶」を習ってはどうかと勧める母に気のない返事をしていた典子だが、その話を聞いてすっかり乗り気になったいとこの美智子(多部未華子)に誘われるまま、なんとなく茶道教室へ通い始めることに。そこで2人を待ち受けていたのは、今まで見たことも聞いたこともない、おかしな「決まりごと」だらけの世界だった。

 解禁されたメイキングでは、黒木華や樹木希林らが揃う中、大森監督から足をくずす演技について指導を受ける山下の姿が映される。初めての映画出演で、撮影初日...なんとも緊張の面持ちだ。段取り(撮影機材が入らないリハーサル)に入り、武田先生(樹木希林)の指導の下、棗(なつめ)と茶杓を手にお稽古をしているが、突然、正座から足をくずす。「すみません、足がしびれちゃって動けないです」と言うと、生徒が笑う中、黒木華演じる典子が、「大丈夫よ。みんなそうだったんだから」とセリフを続ける。

 山下が「私もスラスラできるようになりますかね?」と不安そうな表情で樹木希林を見ると、樹木は、「なりますかね、と私に言われても」と微笑んで大森監督に確かめ、セリフは生徒みんなに向かって言うことに。さらに樹木が「もっと大きい声でいいんじゃないの?」とやさしくアドバイスを重ねていく。その後、足をくずすタイミングを確かめながら何度かシーンを繰り返し、続いて、カメラなどを入れてのテスト。より大きな声でセリフを言えるようになった山下。カットがかかった後、樹木が「手持ち無沙汰でしょ」と、しびれた足を投げ出したとき、足を曲げて揉む動作をつけることを提案している様子も確認できる。

 次は、ひとみの美しいお点前のメイキング映像へ。シーンと静まり返った緊張の中で、お点前を繰り返し撮影。稽古を重ねてやがて披露する美しいお点前は、高校時代に茶道部の副部長を務め、茶道が大好きな山下ならではの本編の見どころのひとつだ。山下自身はこれらのシーンについて「緊張しすぎて、最初は声があまりでなかったのですが、樹木さんのアドバイスをいただいてだんだんリラックスしてお芝居できるようになりました」と撮影終了後に振り返っている。

 生前の樹木希林さんの演技に加え、山下美月の初映画出演にも注目の映画『日日是好日』は、現在公開中。

《KT》

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