番組はスーザン・ボイルなど多数の世界的スターを輩出した「Britain’s Got Talent」のフランス版「France’s Got Talent」。今年でシーズン13目、毎シーズン500万人もの人に視聴される人気番組でヨーロッパ中から代表が集まり、ウエスPもパリ予選から出場した。
「Golden Buzzer」とは、審査員テーブルの中央に1つだけおかれている金色のボタンで、これが押されるとステージがゴールドに彩られ、紙吹雪が舞う。ブザーを獲得した参加者はその先の数回にわたる予選に参加することなく、ファイナルへの進出が即座に決定するというものだ。「Golden Buzzer」は各審査員が1シーズンにつき1度だけ押すことのできるシステムになっており、今回、ウエスPのステージでこのブザーを押したのは、ヨーロッパを中心に世界で活躍するカナダ出身の著名なコメディアンSugar Sammyだった。
ウエスPは、フランスほか、ヨーロッパやアメリカなど世界中で多数のテレビ番組に出演。今年5月にはイギリスの「Britain's Got Talent」でも準決勝に進出。ルーマニアやスロバキアなどにも単身で出向き、言葉も通じない慣れない環境でパフォーマンスを続けている。また、YouTubeやSNSでもパフォーマンス動画を日々制作し世界に向けて発信している。
このあとの「France’s Got Talent」は、優勝賞金1000万円をかけた決勝戦となり、放送は12月を予定している。
今回の「Golden Buzzer」獲得にウエスPは「僕のパフォーマンスがフランスの皆様に受け入れてもらえてとても嬉しかったです」と喜びのコメント。続けて、「France’s Got Talentに出演するに当たって「Golden Buzzer」を目指してパフォーマンスをしたので押してもらった瞬間は喜びが爆発しました。次は決勝であと1回勝てば優勝なので皆様応援してください! よろしくお願いします!」と応援を呼びかけた。