舞台は平成30年間の日本!フジテレビ、『レ・ミゼラブル』をスペシャルドラマ化 | RBB TODAY

舞台は平成30年間の日本!フジテレビ、『レ・ミゼラブル』をスペシャルドラマ化

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ディーン・フジオカ(C)フジテレビ
ディーン・フジオカ(C)フジテレビ 全 17 枚
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 フジテレビ開局60周年特別企画として2019年1月6日に『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』が放送されることが決まった。


 同作は、文豪ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した不朽の世界的名作「レ・ミゼラブル」を、平成30年間の日本を舞台に置き換えた大河エンターテインメント。3時間にわたる大作を、W主演を務めるディーン・フジオカと井浦新に加え、個性豊かな17人のメーンキャスト、山本美月、吉沢亮、村上虹郎、清原果耶、松下洸平、清水尋也、福田麻由子、長谷川京子、金子ノブアキ、富田靖子、寺脇康文、伊武雅刀、かたせ梨乃、香里奈、奥田瑛二らが彩る。

 18~19世紀のフランス革命の時代を舞台にした原作では、一斤のパンを盗んだだけで19年も投獄された男が脱獄後、一人の神父と出会い改心し、別人に名前を変え、成功を収めるも、自分を怪しむ警官の追及により正体が暴かれ、再び逃亡する前半、身分を隠して血のつながらない娘を育てあげ、やがて時代の波にのまれていく後半、とあわせておよそ30年に渡るダイナミックな展開が描かれている。今回の『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』では、舞台を日本に移し、設定を平成の30年間に置き換えてスペシャルドラマ化。宿命的に対峙することになる二人の男のたぐいまれなる人生を通じて、平成という激動の時代における様々な社会的事象を映しながら、暗闇の中でも希望の光を求め多種多様に交差する人々の心情が描かれる。主人公は、過去に罪を犯し、別人に成り代わって生き抜いた男と、その事件の被害者遺族で彼を生涯追い続けた刑事の二人。追う者と追われる者、互いに一歩も引かない心理戦が展開される。

 別人に成り代わって波乱の人生を生き抜く馬場純を演じるのは、ディーン・フジオカ。逃亡者を憎しみで執拗に追い詰める刑事・斎藤涼介を演じるのは井浦新が演じる。このほか、病に倒れ、幼い娘を純に託すシングルマザー・不破唯は山本美月、純朴な性格ながらも、ある日突然運命の渦に巻き込まれる、若き日の主人公・馬場純は吉沢亮、純の親友で物語のキーとなる渡辺拓海を演じるのは村上虹郎。清原果耶は、血の繋がりはなくとも純が大切に育て上げた娘・梢を演じる。また、梢と恋に落ちる若手政治家・碓氷慎は松下洸平、怒りを抱える若き日の斎藤涼介は清水尋也、福田麻由子は、慎に好意を寄せる田辺瑛里華を演じる。さらに、唯に不法な保育料をつきつけ、少女・梢にも辛く当たる田辺真澄は長谷川京子、その夫で他人の蜜を吸って生きる田辺元は、金子ノブアキ、純の母・馬場結子は富田靖子、彼女を騙したことで純に殺められる極悪人・斎藤太は寺脇康文がつとめる。元・大物代議士で、慎の祖父・碓氷太一郎は伊武雅刀、息子・涼介を悩ます母・斎藤歌織はかたせ梨乃、大きな秘密を抱える切ない女性・佐山梨沙子は香里奈、絶望の淵に立たされた若き純を救う自立支援施設の園長・徳田浩章は奥田瑛二がつとめる。

 主演のディーン・フジオカは同作について、「3年ぶりの共演になる井浦新さんや個性あふれるキャスト、スタッフの皆さんと共に新たな世界的名作シリーズに挑戦できることに喜びを感じています。平成最後の年明けに、平成の30年間を怒涛のように駆け抜ける本作品をご覧いただき、次の時代へ歩み出す勇気を感じて取ってもらえる事を願っています」とコメント。井浦新は、「30年分の時間をかけてそれぞれの人生が交差していく物語です。その壮大な物語を演じていける、ということに大きなやりがいを感じています」と同作出演の喜びを語り、「この役をやるにあたっては、役を固めて芝居に臨むのではなく、現場で生まれてくる熱を最大限に引き出すようにしたいと思っています。壮大だからこそ、なるべく力を抜いて、柔軟にアプローチできたら、と。物語のスケール感、しっかりしたテーマ、身震いするぐらいの共演者の方々…、その中で自分がどんな芝居ができるのか、背筋が伸びる思いと共に、楽しみにしています」と意気込んだ。

 フジテレビ開局60周年特別企画『レ・ミゼラブル 終わりなき旅路』は、2019年1月6日よる9時から放送。

《KT》

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