同作の舞台は、複数のメディアがオフィスを構えている六本木ヒルズ。ヒルズの中央には『テレビ朝日』本社ビル、ビル内にはFMラジオ放送局の『J-WAVE』、テレビ朝日本社ビルにはインターネットテレビ局『AbemaTV』のスタジオがあるが、それらが全面協力。実在メディアが媒体の壁を取っ払って届ける、異色ノンストップ・パニックコメディーだ。主演の稲葉に加え、ヒロインは阿部純子がつとめる。
そして、物語内に登場する番組と出演者は、ほぼ全てが本物。テレビ朝日の番組『東京らふストーリー』のMCとしてアンタッチャブル山崎弘也、フットボールアワー後藤輝基・岩尾望、新井恵理那、J-WAVEの『JUMP OVER』のナビゲーターとして松居大悟、AbemaTV『Abema的ニュースショー 1週間のNEWSをまさかの目線で!』のMCとして千原ジュニアら、そうそうたる顔ぶれが集結した。
さらに、同ドラマには多数の友情出演が実現。本仮屋ユイカが物語の展開に大きく関わるラジオリスナー役で出演するほか、物語の発起点となる俳優に、演技派俳優がシェアハウスで暮らす某局のドラマで松居と縁のあった松重豊が本人役で登場するなど、隅から隅まで個性的な演技派が集まった。
稲葉は同ドラマについて、「バラバラに起こっていた事柄が最後にはきちんと収束され、心もキュッと掴まれる。ハートフルで素敵な物語ですし、『テレビ朝日』『J-WAVE』『AbemaTV』というメディアの垣根をここまでグルッと越えるなんて、『一体どんな効果が生まれるんだろう』とも感じました」とコメント。視聴者に対しては、「年末にピッタリなドタバタでハートウォーミングな作品になると思うので、皆様ぜひ完成をお楽しみにしていてください」と呼びかけている。