「パン・オブ・ザ・イヤー2018」では、パンを愛するパンマニアからの投稿・いいね!・アクセス数、同賞を運営するパンスタ編集部の日々の食べ歩き活動などを元に、各部門の受賞パン8種が選出。バゲット部門 金賞を受賞したのは、愛知県名古屋市のバゲット ラビット(baguette rabbit)。名古屋の人気店が今年2月、東京に進出して話題になった。バゲットは4種類。店名と同じ「バゲットラビット」は、三重県産全粒粉入りで、小気味良いクリスピーな食感と、深みとコクのある味わいが特徴だ。
食パン部門 金賞を受賞したのは、栃木県日光市の食パン専門店 利。北海道産の高品質小麦粉、長野県の天然水、甜菜糖、沖縄県産塩、発酵バターなど、ひとつひとつ吟味された素材を使用した看板商品の「利の食パン」は、肌理が細かくしっとり、みみまで柔らかい点が特徴だという。クロワッサン部門 金賞は、東京都新宿区のパン デ フィロゾフ(Pain des Philosophes)が受賞。同店のクロワッサンは、軽やかな層の中にAOP醗酵バターの香りを抱え込んでおり、AOP醗酵バターから放たれる香ばしさ、コク、甘みが順に口の中に広がるのが特徴。
このほか、ベーグル部門 金賞は東京都中央区のオーゾウ ベーグル(OZO BAGEL)、サンドイッチ部門 金賞は和歌山県有田郡のパン工房 カワ、カレーパン部門 金賞は東京都目黒区の天馬、あんぱん部門 金賞は東京都江東区のメイカセブン、コッペパン部門 金賞は千葉県市川市の(食)盛岡製パンがそれぞれ受賞した。