そんな本イベントの模様をフォトレポート形式でお届けする。
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■スタン・リーの追悼モニュメント
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幕張メッセ 国際展示場 9・10・11ホールの壁を取っ払った会場の中心部には、亡くなったリーを追悼するモニュメントが設置。
さらに、多くの来場者がリーへのメッセージを書き込める巨大ボードも用意されていた。
1922年に生まれたリーは、「マーベル・コミック」をDCコミックと並ぶ2大アメコミ出版社にまで押し上げた最大の功労者。
その想像力の豊かさで『スパイダーマン』『X-MEN』『アイアンマン』『マイティ・ソー』『ファンタスティック・フォー』『ドクター・ストレンジ』『ブラックパンサー』『アントマン』などの原作者を担当し、コミックス業界に留まらずエンターテインメント業界に多大な影響を与えた。
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最後までモニュメントの周りから人だかりが無くならなかったことや、隙間も無いほどビッシリ書き込まれたボードからは、日本においてもいかに多くの人に愛されていたのかがうかがえる。
■往年の映画や特撮ドラマ作品に登場した車やバイクが展示
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最早お馴染みとなっている映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシンカー「デロリアンDMC-12(レプリカ)」や、刑事ドラマ『ナイトライダー』で主人公の相棒として人間の言葉を話し特殊装備を搭載したドリーム・カー「ナイト2000」が撮影展示。さらに他作品に登場した一部のバイクは実際に跨がることもでき、ファンにはたまらない人気撮影スポットとなっていた。
■実際の収録で使われた貴重なアイテムも
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さらに『ターミネーター2 ジャッジメントデイ』の劇中でターミネーターが運転したハーレーダビッドソン・ファット・ボーイも。
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映画『ターミネーター』(1984年)の撮影で使用された現存する唯一のエンドスケルトン「ターミネーター T-800」。
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映画『ダークナイト』(2008年)の撮影で、バットマンを演じたクリスチャン・ベールが着用したバットスーツ。
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映画『スーパーマン3』(1983年)の撮影で使用されたボディースーツ。
■映画・アニメ・ゲームに登場する銃器類やフィギュアが購入できるブースも
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主にエアソフトガンを製造・販売している「東京マルイ」ブースでは映画・アニメ・ゲームに登場する銃器類が展示されており、『バイオハザード』とコラボした、迫り来る映像のゾンビを打つ射撃体験もできた。
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「ホットトイズ」ブースでは、アイアンマンなど『アベンジャーズ』に登場するほぼ実物大のフィギュアと撮影できるスポットや、クオリティーの高い最新フィギュアの展示、さらに会場限定でしか買えないグッズ販売などが行われていた。
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「スター・ウォーズ」ブースでは、グッズ販売だけでなく、宇宙船に乗っているのを体験できるスポットもあり、会場には作品のコスプレをする人も多く見られた。
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2019年5月放映予定の初の実写映画作品『名探偵ピカチュウ』のフォトスポットも。
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『THE NEXT GENERATION パトレイバー』のデッキアップも見られた。
■会場はコスプレで彩られるも
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一際大きい「マーベル」ブースではスーパーガール、「ワーナーブラザースジャパン合同会社」ブースではワンダーウーマンの姿に扮したコンパニオンがたくさんいた。撮影にも気軽に応じてくれるほか、1対1ではなく複数と同時に撮影が出来る時間も設けられ、華やかな印象だった。
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そして、アメコミ作品や『バイオハザード』、『スターウォーズ』のキャラクターのコスプレでは、中には映画から飛び出したかと思うほど再現度の高いコスプレイヤーも多く見られ、ほとんどが会場を歩いている時に声をかければ快く撮影に応じてくれるので、お願いする参加者も多くいた。
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■国内外のアーティストと交流できる「アーティストアレイ」
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展示物を購入できたり、オリジナル作品もその場で制作してくれたりするアーティストアレイは大盛況だった。
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コミックス『アイアンマン:エクストリミス』や、映画『アイアンマン』、『アベンジャーズ』、『ブラックパンサー』などのコンセプト・デザイナー、イラストレーターを担当したAdi Granov、近年は『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の本文原稿を担当したMark Brooksなど著名アーティストが勢揃い。日本からも人気マンガ家・イラストレーターの麻宮騎亜、2019年にアニメ化も決定された作品『ケンガンアシュラ』の作画を手掛けるだろめおんが参加していた。
■一際異彩を放った『バーフバリ』
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「スカパー!」ブースの「映画・チャンネルNECO」エリアでは、12月22日にTV初放送となる『バーフバリ 失われた伝説』をプッシュしていた。
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インド映画である『バーフバリ 伝説誕生』(2015年)と『バーフバリ 王の凱旋』(2017年)は合わせて全世界で興行収入400億円を突破するなど、国内外で高い評価を得ている人気作。世界を席巻しているバーフバリのアニメ版が『バーフバリ 失われた伝説』だ。
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伝説の王バーフバリの初恋、暴君バラーラデーヴァの少年時代、忠臣カッタッパの英雄列伝、蛮族の長カーラケーヤの悲しい過去といった内容で、入門篇としても最適の内容となっている。
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期間中は、公式Twitterをフォローして、ブースの写真を撮ってツイートすることでお面がもらえるほか、ヘナタトゥー(フェイスペイント)も実地。ヘナタトゥーでは、インドの古代都市マヒシュマティ王国の紋章というイベント特別デザインも用意されていた。15分おきに先着順で受け付けており、取材で伺った12月2日は午前中で受付終了になるほどの人気ぶりだった。
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東京コミコンは、年々、来場者が増えており、外国人参加者の多さや海外メディアの取材の多さから、国内外での関心も年々高まっている。
一方でハリウッドスターとの撮影・サイン会やステージイベントなどが豪華だっただけに、それに加わらなかった来場者からは「もっと参加型のコンテンツが欲しかった」という声もあった。今後はさらに楽しめるイベントになることを期待がされる。
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■「東京コミコン2018」概要
会 期:2018 年 11 月 30 日 12:00~19:00 、2018 年 12 月 1 日 10:00~19:00、2018 年 12 月 2 日 10:00~18:00
会 場:幕張メッセ 国際展示場 9・10・11 ホール
当日入場券:一般 3500 円・中高生 2500 円(税込)