同ドラマは、若年性アルツハイマーにおかされる女医・北澤尚(戸田恵梨香)と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家・間宮真司(ムロツヨシ)の10年にわたる愛の奇跡が描かれた王道の純愛ラブストーリー。
先日、約3ヶ月半に及ぶ撮影がオールアップした。クランクアップし、スタッフから花束を受け取った尚役の戸田恵梨香は、「『大恋愛』というタイトルを最初に聞いたとき、『え~~!』と思いましたし(笑)、恥ずかしいなと思いました。でも、本当に“大恋愛”だったなって。役者としての第2章のスタートだと思ってこの作品に入りましたが、『大恋愛』を私の代表作のひとつにしたいなと今思っています」とコメント。「疑似恋愛ですけど、ここまで大きな恋愛を経験してしまって。芝居でも、物語を作るということのひとつの究極を知ってしまったんじゃないかと思うので、これからこれを超える作品に出会えるのかすごく心配です」と語った。
また、「もし万が一私が役者を引退することがあれば、『大恋愛』を超えることがなかったということで、皆さんのせいだと思ってください(笑)。本当にお世話になりました。本当にみなさんありがとうございました!」などと語るなど、同ドラマには強い思い入れを持っているようだ。
一方、真司役のムロツヨシは「実は正直不安でした。恋愛ドラマなんてムロツヨシができるわけないと思ってました。恵梨香ちゃんはじめスタッフのみなさんに助けていただきました。本当に、本当に、自分の代表作のひとつとさせてください。本当にやりがいのある3ヶ月半でした。これからもどうぞよろしくお願いいたします。みなさんありがとうございました」と締めくくった。
最終回では、家族に何も告げず、手紙と携帯電話を残し突然いなくなってしまった尚(戸田恵梨香)のその後が描かれる。真司(ムロツヨシ)は警察に相談するが、捜索には時間がかかると告げられる。薫(草刈民代)と侑市(松岡昌宏)も駆けつけ、病院にも尚の行方を確認するが情報はなく...。それから8ヶ月。真司は、未だ見つからない尚の消息を案じながら、母を恋しがる息子・恵一とともに、やりきれない毎日を過ごしていた。そんな時、真司の元にある連絡が入り...。
ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』最終回は今夜10時から放送。