同作は、いつもひとりぼっちの内気な女子高生の主人公・春野美月(土屋)と、美月を囲む個性あふれるバスケ部男子たちの恋と友情を描く青春映画。

キャスト陣はクリスマスをイメージした衣装を身に着けて登場すると、全員で手を合わせ「行くぞ、オー!」と気合を入れて、会場を盛り上げた。
緑色のミニワンピース姿を身にまとった土屋は、衣装について「今日はクリスマスツリーで来ました」とにっこり。

公開を迎えた心境を聞かれると、「卒業式に参加する気分です。私は朝ドラをやる前と後では、役柄のタイプが全然ちがっていて、(朝ドラが)終わってからはキラキラした青春映画が多くなったんですけど、そのスタートが2012年だったので3年が経ったんです」とふり返った。


「高校生も3年で卒業しますし、私も女優として3年間制服を着させていただいて、卒業作品なのかなって思いながら撮影させていただいたので、そんな作品がお届けできるのは嬉しいです」と作品に込めた思いを語った。
美月を振り回しながら、共に成長していくバスケ部男子を演じた北村は、「みんな本当に仲が良い現場でした。このメンバーだからこそ作り上げられた映画だし、仲の良さが(作品に)出ちゃうみたいなところが好きでした」と撮影時をふり返った。


「思い入れのあるシーンは?」と聞かれた土屋は、「私が作文を読むシーンがあるんですけど、監督と一緒に言葉を選ぶところから関わらせていただいて、自分が(役柄として)感じて来たことを込めたので、卒業文集のような気持ちで印象に残っています」と明かした。

また、撮影の合間にキャスト陣が実際盛り上がっていたというパーティーゲーム「ワードウルフ」を行う一幕も。
参加者全員に単語が配られ、1人だけ微妙に違う単語を配られた人を、話し合いながら見つけ出すというこのゲームで盛り上がると、最後は敗者となった土屋が罰ゲームを受ける展開に。
土屋は“胸キュンワード”を全力で披露するという罰ゲームを告げられると、「えー」と照れながらも、隣の小関に向かって、告白するように「大事なものなんて…見つからないと思ってた」と上目づかいで胸キュンワードを披露。会場は完成で沸き上がった。