宇野昌磨が気迫の全日本3連覇! 4年ぶりの現役復帰・高橋大輔は2位 | RBB TODAY

宇野昌磨が気迫の全日本3連覇! 4年ぶりの現役復帰・高橋大輔は2位

エンタメ その他
宇野昌磨 (c)Getty Images
宇野昌磨 (c)Getty Images 全 4 枚
拡大写真
 24日に開かれたフィギュアスケートの全日本選手権(大阪・東和薬品ラクタブドーム)第4日、SP首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)がフリー187,04点、合計289,10点を記録し、優勝。気迫の演技で全日本3連覇をもぎとった。


 22日のショートプログラム(SP)を首位で発進した宇野だったが、その前のアップの際、着氷時に右足を捻挫。翌23日の公式練習には姿を見せなかった。

 この日は足への影響を考慮したのか、予定された演技の構成を変えて臨んだ。前半は着氷が乱れた場面もあったが、後半は尻上がりに調子を取り戻し、力強く流れるスケーティングに。またトリプルアクセルも連続で決め、最後のトリプルループも軽やかに降りた。

 滑り終えると、ほっとしたのか笑顔も見せた宇野。シーズンベストとなる187,04点で王者の意地を見せた。

 試合後のインタビューでは「初めて今シーズン、自分を信じた演技ができた」とコメント。またケガについても言及し、「ケガがあったからこそ自分を信じるしかなかった」とし、「ある意味ケガにも感謝」と、貴重な経験だったと振り返った。

 また全日本5度の覇者で今年、4年ぶりに現役復帰した32歳の高橋大輔(関西大学KFSC)は当初予定していた4回転トゥループが3回転に。また3回転フリップも手をつくなどミスもあったが、そこは過去3度の五輪を経験してきたベテラン。大人の色気のあるスケーティングで会場を沸かせた。151,10点をマークし、合計239,62点で2位。6年ぶりの表彰台に立った。

 試合後のインタビューでは「表彰台は厳しいだろうなと思っていた。まさか2位になるとは驚いています」と答えていた。3位は合計236,45点で田中刑事(倉敷芸術科学大)がつけた。

《杉山実》

特集

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース