交際発覚直後から、Hの借金問題や別の女性の影など不穏な噂が立っていたにも関わらず、まだ20歳だったアンナはその恋に前のめりに。一方、辰夫は軽薄な彼に嫌悪感を示し、交際に猛反対。
それでもアンナとHは“ペア”ヌード写真集を出版するなどラブラブぶりは加速。だがそんなある日、辰夫は書店で見かけた雑誌で、2人を「バカップル」と揶揄する見出しを見つけ、娘にその場で「お前たち、世間から何て言われてるか知ってるか!」と電話したという。
だがアンナはその呼び名にも「私、結構気に入ってたんです」と正直に吐露。「私たちが多分初代というか、私たちに付けられた名前なんですよ」と誇らしげに語り、「(恋のために)バカやれるってすごいことなんだと思っていた」と振り返っていた。