昨年11月に出版され、現在までに8万部を超えるヒットを記録している『トラペジウム』(KADOKAWA)。アイドルを目指す少女をヒロインにした青春小説だが、高山は執筆理由について「アイドルのことなら人よりは書けるかなと思った」と語った。
次回作の予定を聞かれると、「武器がないと思っています、今。何かコレと言う物を得るまでは、書き始められないのかなと思っています」と心境を告白し、現段階では未定であることを明かした。
だが小説家・中村文則から「アイドルという立場そのものが武器」と言われ、
「(アイドルというテーマで)何回も深めていくことができる」とアドバイスされると、高山も感激。「今日がキッカケの日になる気がしました。スタート地点に運ばれた気がしました」と安堵の表情を浮かべていた。
また、尊敬するという羽田圭介から本を売るための作戦として、自分の小説の表紙をプリントした服を着て歌ったほうが良いと薦められると、彼女は意外にもやる気を見せていた。