柴咲は動物写真家の岩合光昭が初めて映画監督に挑戦した映画『ねことじいちゃん』(2月22日公開)にヒロインとして出演しており、映画出演は3年ぶりとなる。
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映画「ねことじいちゃん」について柴咲は、「ずっと子供の頃からネコが大好きだったので、しかも岩合さんの初監督作品だったということで2つ返事で出演を快諾しました」と笑顔を見せた。
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監督を務めた岩合は撮影初日に柴咲に「お叱りを受けた」そうで、モニターチェックの際に「監督はネコしか見えていないんですね」と指摘されたことを明かし、柴咲は「人間の演技も見て欲しかったんです(笑)」と弁明した。
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岩合監督は「柴咲さんのネコ好きには本当に感心しました!」とコメント。その理由として、「柴咲さんがメイク中にも関わらず、待機中のネコたちが泣いた理由がトイレが汚れていたことに気が付いて、率先してトイレ掃除を始めてくれた」と絶賛。柴咲は「ネコはキレイ好きなので、人間の都合で待たせているのが申し訳なくて、少しでも気持ちよく過ごしてほしいなと思いました」と語り、「普段お芝居をする際は鎧をまとってメイクして演技をするんですけど、この映画ではカメラの前なのにこんなにとろけた表情をしていいのかなって思うくらい自然でいられた作品でした。なんだかずっとネコセラピーを受けているような感じでした」と振り返った。