それは蟹江敬三さん。1998年、小学4年生のときにドラマデビューして以来、様々な作品に出るたびに見知らぬ人から声をかけられたという濱田は、嬉しさの半面、複雑な気分だったそう。
そんな時、ある作品で共演した蟹江から「ドラマの反響はある?」と聞かれた濱田。「なんか知らないけど、いっぱい話しかけてくる」と返すと、「それは、お前が頑張ってるからだよ」と褒めてくれたそう。
だがその直後、蟹江さんから「ただ、お前のことを大嫌いな人はその倍以上いると思え」と言われたのだとか。
濱田はその言葉がショックだったと振り返りながら、「今気づいてみると、その時伸びるべき鼻をごっそりもがれた」と回顧。今も「浮き足立ってしまいそうになる時、蟹江さんからの言葉がリフレインして『ウェーイ』とならない」と、気が引き締まると感謝していた。