平凡でユーモラスな家族・宮川家が、一家の中心だった明るくパワフルな母・明子のがん宣告によって変化していく様を描いた『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』。同作において、安田は頼りないが母親のために奔走する息子・サトシを、松下はサトシを献身的に支え、後に結婚をする恋人・真里をそれぞれ演じている。
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今回の映画に出演した感想として松下は「やっぱり男性にとって、いくつになってもお母さんって偉大な存在なんだなっていうのを感じました」としみじみ。続けて「そんな男性がだんだん愛おしくなっていって……特にサトシさんを見ていると、この人のことを守ってあげなきゃいけないんだなって思いました」と、母性本能をくすぐられたことを明かしていた。
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そんな松下との撮影中におけるエピソードを問われた安田は「思い出したことを正直に言いますよ」と腰を据えて「『私は、奥さん役が多くて、これまで色んなタイプの奥さんを演じてきたの。だから、いつだって良い奥さんになる準備は出来ているんだけどなぁ……』って。そういう話をされていた記憶はありますね(笑)」と暴露していた。
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これには松下も「話したかも知れないです」と苦笑い。その後、気を取り直して「確かに、色んなタイプの方の奥さんを光栄なことにやらせていただきましたけど、でも、このサッさん(安田の劇中での呼称)タイプの方は初めてでした。どこか子どもに戻っちゃったみたいなところがあって、そこが私は好きでしたね」と、改めて安田演じるサトシの魅力を語っていた。
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■タイトル:母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。
■公開:2月22日(金)全国順次ロードショー
■配給:アスミック・エース
■コピーライト
(c)宮川サトシ/新潮社 (c)2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会