14歳のとき、猛勉強の末に私立中学に合格したものの、周りの環境になじめず約1年間引きこもりに。祖母とゲートボールをするなどして過ごしていたが、兄せいじの誘いで15歳で「千原兄弟」として吉本興業に入ると、人気沸騰。
東京進出後、一時は低迷したものの、ジュニアの独特のセンス、せいじの奔放なキャラクターが認知されバラエティ番組を席巻。ジュニアは2015年9月に一般女性と結婚。201712月に第一子男児が誕生している。
これまでの人生を笑いをまじえながら語った番組ラスト。阿川佐和子から「今、先を見失っている子どもたちに一言」と求められたジュニアは、「シーン、シーンで見てしまうと思うんですよ。“今がすべて”みたいな」と切り出し、「ストーリーで見ると、(その一瞬は)ホンマ、こんなんやから」と、指でその短さを表した。
その上で、「めちゃくちゃ美味しいものも、めちゃくちゃ楽しいことも、めちゃくちゃ気持ちエエこともあるからっていうことですねぇ」としみじみ。「今はこんな感じの距離感で見てしまう」と、目先のことにとらわれがちと述べながら、「引きでみると、こんなところで(人生)辞めてられへんわみたいな」と語り聞かせていた。