同賞は、日本ふんどし協会が選出する"ふんどしの普及に貢献した人物"に贈られるもので、今年度から、今後の活躍が期待できる「新人賞」が新たに設定。斎藤は初代新人賞に輝いたことになる。
斎藤は、4月5日全国公開の映画『麻雀放浪記2020』にてふんどし姿を披露していることから、今回、同賞を受賞。同作は、主人公の坊や哲が1945年の戦後から、新たな戦争が起こった後の2020年の戦後に突然現れるところから始まる。そこは、東京オリンピックが中止になり、マイナンバーがチップになり体に埋め込まれる管理社会、AIによる労働環境破壊など、坊や哲にとっては信じられない世界だった。坊や哲は、麻雀を武器にその世界に挑戦する。ふんどし姿になって大暴れし、時代の寵児になっていく斎藤の姿に注目だ。
賞状を手にした斎藤は、「受賞理由を今、初めて知りました(笑)僕に関しては、今年ふんどしと共に過ごすことを、今課せられたかな、と思っております。そして『麻雀放浪記2020』という作品は、なんと現在、一切試写を行わない、という非常にトリッキーな宣伝方法をとっておりまして、劇中のふんどしで活躍する姿は誰が確認したんだろう・・・?と、クエスチョンもありますが、この賞は僕ではなく、昭和の雀士である“坊や哲”が受賞したんだな、と思っております。ぜひ、ふんどしに注目して盛り上げていただければと思います」とコメントしている。
さらに、受賞式後の質疑応答では、今回の受賞の知らせを聞いた時のお気持ちについて聞かれ、「実は去年、南麻生でおこなわれた、阿曽ロックという泉谷しげるさん主催のイベントの中で、乳首相撲選手権というものがあり、一般の方が優勝していらっしゃったんですが、その際に、僕の中の何かが疼き・・・チャンピオンと戦わせてほしいと、伝え、マスコミの方がいない状態で、4000人の前でそのチャンピオンと約5分半の死闘を繰り広げたんです。そして僕が勝ったんです」と衝撃の逸話を披露。
「僕の称号は、乳首相撲チャンピオン、そしてこのベストフンドシストアワード期待の新人賞…ありがとうございます」と、自身の経歴にひとつ増えたことに喜びを語った。