同ドラマは、現在『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックが原作。コミックスは6巻まで発刊されており(※7巻は3月19日発売予定)、いま勢いのある人気漫画といえる。窪田演じる五十嵐唯織は、写真には必ず真実が写ると信じている診療放射線技師。アメリカで最も権威ある放射線科医から認められた後、帰国し、ヒロインの甘春杏が放射線科医として勤務する甘春総合病院で働き始めることになる。
ヒモ男や推理作家、刑事からホストまで、多岐に渡る役を演じてきた窪田だが、今回演じるのは、医療を縁の下で支える放射線技師。長いテレビドラマの歴史において、主人公としては初めて描かれる「放射線技師」という役を窪田がどのように演じるのか注目だ。
一方、ヒロインの杏を演じるのは女優の本田翼。甘春総合病院の前院長の娘で放射線科医で、父の愛した病院を守りたいと思っている医者だ。患者を常に助けたいと思っているが、病院側の人間として、患者よりも病院のルールや効率を優先してしまうことも。また医師免許を持たない(放射線)技師を見下している。そんな強気で勝ち気な杏だが、実のところ自分にまったく自信がない。加えて、真面目でプライドが人一倍高いばっかりに、何でも一人で背負い込んでしまう一面も。唯織との出会いをきっかけに杏は変わっていくのか?
主演が決まった窪田は、「今回、初めてとなる月9の主演にお声をかけていただき大変光栄に思います。唯織の真っすぐな感性、技師としての才能、憧れの杏への気持ちを、彼に寄り添いながら体現できればと思っています」と意気込み。一方、ヒロインを務める本田は、「初の医者役、そして命に携わる物語なので重みや責任を感じています。またこれまで放射線科医の方に直接お会いした経験がないので事前に勉強をし、撮影に臨みたいと思います」と語っている。
ドラマ『ラジエーションハウス』は、フジテレビ系にて4月スタート。