【CP+2019】ありそうでなかったスマホに直挿しする360度カメラ | RBB TODAY

【CP+2019】ありそうでなかったスマホに直挿しする360度カメラ

アクションカメラや360度カメラもすっかり定着した製品ジャンルとなった。ドライブレコーダーにもラインナップされるくらいだ。CP+のようなエキシビジョン会場を歩いていても、360度カメラで撮影している人をよく見かける。

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CP+:スマホに直挿しする360度カメラ
CP+:スマホに直挿しする360度カメラ 全 6 枚 拡大写真
 サイホープロパティーズのブースに、1月に発表したばかりという360度カメラが展示されていた。この製品はOptix360といい、スマートフォンのUSB(MicorUSB、Type-C)またはLightningコネクターに直接ささるタイプの360度カメラだ。

 撮影方法も簡単で、カメラをスマートフォンに差し込んで専用の撮影アプリを起動する。撮影または録画は、標準のカメラアプリとほぼ同じだ。静止画の撮影後のデータは、自分を中心に全体が見渡せる「リトルプラネットモード」、パノラマ写真のように全周を横長に表示する「パノラマモード」、市販のVRソフトとゴーグルで再生できる「VRモード」などが選べる。

 現在、スマートフォンで360度映像を撮影する場合、ソフトウェア的に360度映像を処理するアプリが一般的だ。しかし、撮影がパノラマ撮影のように、撮影者が周辺を回って撮影しなければならなかったり、カメラの画角の問題で全天球撮影ができないといった欠点がある。また解像度も一般的には1メガピクセル前後とあまり高くない。

 ボタンを押すだけで手軽に撮影したい、4K以上の画質で撮影したい、継ぎ目の少ない高品質な画像がほしいといった場合、専用カメラが必要となる。この場合、高解像度、高品質な撮影が簡単に行えるが、通常値段も5万円前後からと高くなる(2万円前後の廉価モデルも存在するが)。スタンドアローンで動作するため、撮影したデータは本体のSDカードに保存される製品が多い。そのため、撮影画像をSNSへの投稿やネットでの配信に利用する際、別の機器をつないだり、クラウドやメモリメディアを利用する必要がある。

 Optix360は、アプリと専用カメラの間を埋める製品といえる。カメラは両面に2つ付いており、静止画、動画ともに専用カメラと同様な操作で撮影が可能だ。iPhoneとAndroidではコネクターが違うので、Optix360はiPhone用(SasuToru i)とAndroid用(marut)の2モデルがある。iPhone用は4K動画に対応する(Androidは3K動画)。Android用はコネクターがUSB Type-Cなので、MicroUSBの端末の場合は付属(市販のものでもOK)のアダプターを間にかませることになる。

 撮影した画像は本体のカメラロールに保存されるので、Wi-Fiを設定して転送したり専用アプリでアカウントを設定してクラウド経由でやりとりという必要もない。スマートフォン本体とカメラが一体化するので、SNS等への投稿も簡単だ。Facebook、YouTube、LINE、インスタグラムにはそのまま撮影画像をアップロードできる。FacebookとYouTubeについては、360度動画をライブストリーミングで配信することも可能だ。

 価格はオープンだが、メーカー参考価格はAndroid用が15800円。iPhone用が24800円となっている。

《中尾真二》

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