同作では、窪田が自由奔放で型破りな放射線技師・五十嵐唯織(いおり)を好演。また彼の幼馴染で、のちに放射線科医となった甘春杏(あまかす・あん)を本田翼がクールに演じている。
唯織が、杏との運命の再会をした初回。彼が前夜に河川敷で出会い、親しくなった写真家・菊島亨(イッセー尾形)が、勤め先の甘春総合病院に搬送されてきた。菊島は激しい頭痛に見舞われていた。
唯織は、放射線科の科長兼診療部長・鏑木(浅野和之)の制止を聞かず、菊島のMRI画像の解析を続行。ついに謎の頭痛の原因を見つけ出す。
同作には窪田や本田、浅野だけではなく、広瀬アリスや浜野謙太、山口紗弥加、遠藤憲一といった豪華キャストが出演しているが、彼らは劇中、エレベーター内で今日から来る新人について話したり、さらには何かと唯織を中心に全員が集合。またエンディングのタイトルが白黒写真になる部分もあった。
こうしたことから木村拓哉のヒット作『HERO』を想起する視聴者も多く、「めっちゃHERO感ある」「HERO感ハンパない」「ほとばしるHERO感…」といった声が殺到。ちなみに演出陣には『HERO』の監督を務めた鈴木雅之も名前を連ねている。