旅行や外出だけでなく普段のエサやりも快適に…カメラ付き自動給餌器を試す | RBB TODAY

旅行や外出だけでなく普段のエサやりも快適に…カメラ付き自動給餌器を試す

自動給餌器なら旅行や外出の問題がクリアできる。そう思い、どんな製品があるのか、ペットショップやネットを調べたところ、「WOPETスマートペットフィーダー」という製品と「カリカリマシーンSP」という製品が最終的な候補になった。

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これさえあれば飼い主はいらない
これさえあれば飼い主はいらない 全 14 枚 拡大写真
●自動給餌器で我が家のネコ問題を解決

我が家ではネコを飼っている。近所をなわばりにしていた野良をそのまま保護した形だ。先代の保護ネコは、メスで活動範囲も狭くケンカもしないネコだったので高齢になるまで外飼いだったが、いまのネコは、オスなのでしょっちゅう外でケンカしてきて、ケガして帰ってくる。そのつど手当をしたり病院に連れていったり大変だったので、強制的に室内飼いとなった。

そうなると、不便なのは外出やちょっとした旅行でのエサやりだ。外飼いの先代ネコは、他の家に入れてもらったりエサをもらったりしていたので、2、3泊くらいの不在は問題なかったが、いまはそういうわけにはいかない。半日以上の外出や不在になると食事の心配をしなければならない。

これさえあれば飼い主はいらない

自動給餌器ならこの問題がクリアできる。そう思い、どんな製品があるのか、ペットショップやネットを調べたところ、「WOPETスマートペットフィーダー」という製品と「カリカリマシーンSP」という製品が最終的な候補になった。

旅行や外出などいろいろなシチュエーションを考えて、どうせ買うなら多機能のほうがいいだろうと、スタンドアローン型ではなく、アプリ連携ができて遠隔操作や見守り機能などがついているネット対応型から選ぶことにした。値段は15,000円前後と、自動給餌器の中では高いものとなる。それなりに慎重に選びたい。

筆者が注目したポイントは、カメラ付きでペットの様子が確認できるもの。タイマー設定で給餌時間や量が設定できるもの。手動給餌、遠隔給餌が可能なもの。これらの設定や操作がスマホできるもの。インストールや操作が簡単なもの。メンテナンスと衛生を考えて、フードタンクと皿が水洗い可能なもの。といった具合だ。

ステンレス製のトレーは分離可能で丸洗いが可能

とはいえ、上記の機能は10,000円以上の給餌器なら、候補に残した2製品以外でもほぼ備わっている。タンクやお皿が取り外し可能で洗浄できるかどうかの違いがあるくらいだった。最終的には「WOPETスマートペットフィーダー」にしたのだが、決め手は値段が少し安かったのと、調査時点でのアマゾンのレビューポイントが少しだけ高かったからだ(後述するが、この判断はベストとはいえないので注意)。

●インストールは簡単だが、Wi-Fi設定とペアリングに注意

IoT対応家電の場合、アプリのダウンロードやインストール、設定、機器とのペアリング、機器のWi-Fi接続などがネックとなる。製品によっては、本体の操作がアプリからしかできないものがあり、ここがクリアできないとせっかくの機能は無意味だし、製品としても機能しない。なお、WOPETのWi-Fiは、2.4GHz(b/a/g)専用となっており5GHz(acなど)のWi-Fiにはつながらない。自宅のWi-Fiにつなぐとき2.4GHzのSSIDを選ぶこと。

カメラ画像のモニタや撮影をする画面

WOPETのアプリは、本体側面に小さく印字されたQRコードでアプリストアにアクセスして行う。当然だが、iOS、Android両方に対応している。もちろん、それぞれのアプリストア(App Store、Google Play)にアクセスして検索してもよい。我が家では、iPad miniとAndroidスマホ(Huawei)に問題なくインストールできている。

ただし、インストールは若干注意が必要だ。アプリは日本語対応しており、日本語の説明書もついてくるのだが、説明書の翻訳がちょっと微妙だ。海外製アプリのインストールに慣れている人ならたぶん問題ないが、そうでない人は、途中にミスや失敗があるとうまくインストールやその後の設定ができないかもしれない。

たとえば、給餌器本体とスマホのペアリングを行う手順で、スマホに表示されたQRコードを給餌器本体のカメラに読ませる。この読み取りに失敗したら、手動でスマホと本体をWi-Fiで接続させる必要があるのだが、この手順が、「失敗した場合の操作」という説明がなく次のページに現れるため、正規の手順と勘違いしそうになった。なお、説明書の英文は正しく記載されていた。

●計量と給餌が自動なので日常の健康管理にも有効

インストールさえうまくいけば、あとは快適だ。アプリ画面のデザインなど作り込みの度合いなど、好みによって好き嫌いはありそうだが、アイコンなどもわかりやすく操作も覚えやすい。アマゾンの商品ページにはFAQもあるので、インストールや操作で困ったら参照するとよい。

タイマー給餌は1日6回まで設定可能だ。設定時間は1分単位で指定できる。ペットの名前や年齢体重なども登録できるが、1匹分のデータしか管理できない。ペット情報の管理を気にしなくて同じお皿で食べるペットどうしなら、多頭飼いでも一括給餌は可能だ。

1日6回までタイマー給餌が可能。

フードの分量は約10グラム単位(アプリではポーション数を指定。1ポーションは、エサの形状などにより8~10グラムくらいの分量)で、給餌タイミングごとに設定できる。我が家の場合は、1日4回、各20グラムが基本なので、朝、昼、晩、深夜をそれぞれ2ポーションで設定した。

給餌は、スマホから遠隔手動給餌も可能だし、本体スイッチで行うことができる。タイマー給餌は旅行などのときに利用し、ちょっとした外出や普段は、スマホからの手動給餌を利用している。フードタンクは、完全密閉ではないがロックがかかるようになっている。容量は4.3リットルあるので、普段の食事もこれで食べさせるように切り替えた。いままでは、4つの小さい容器に1回分の分量をわけておいて、それを食事ごとに与えていたのだが、自動給餌器により、毎日小分けする手間がなくなった。

肥満ネコや高齢ネコなどで食事管理が欠かせないネコには、この機能だけでも利用価値はありそうだ。

●内蔵カメラはかなり便利だが、固定位置に工夫の余地あり

カメラは、静止画、動画の撮影が可能だ。100万ピクセルに110度の広角レンズで、給餌器周辺の様子を外出先からも確認、撮影ができる。半日くらいの外出で昼と夜を自動給餌したいとき、タイマー給餌を利用するのではなく、適当な時間にカメラで部屋の様子を確認しながらフードを与えることができる。このとき、内蔵マイクとスピーカーを利用できるので、ペットに話しかけたり、鳴き声を確認することができるのもうれしい。

ただし、カメラは固定なので、見守りカメラのように使う場合、普段ペットが過ごしている方向に本体を向ける必要がある。また、食べているとき、頭や背中は映るのだが、顔やお皿の状態までは確認できない。そのため、全部食べたかどうかは外出先からはわからない。カメラ位置はもう少し下にするか、上から俯瞰する形にして、食べている様子やお皿お状況がわかる製品があれば良かったかもしれない。なお、本体のフード排出口にはセンサーがついており、長期のタイマー給餌でフードが溢れることはない。

内蔵カメラ

撮影した写真、動画は、スマホのストレージに自動保存される。保存場所はスマホの設定しだいだが、フォトライブラリやギャラリーなどのはずだ。アプリから閲覧、再生も可能だが、削除以外の操作ができない。SNSへの投稿や画像の編集加工などは、スマホ側から行うことになる。

WOPETには、マイクロSDのスロットがついている。ここに適当な容量のSD(クラス6以上、32GBまで対応)を挿入しておくと、撮影画像が高解像(1280×720)なものになる。WOPETで撮影した画像をSNS等に投稿したい人は、SDカードをセットしておくとよい。SDカードなしの場合、保存画像は640×360ピクセルだった。

フードタンクも取り外し可能で、内側にマイクロSDのスロットがある

●製品に不満はないが、レビュー・評価は複数チェックしたい

その他の機能として、自分の声を録音(最大10秒)しておいて、タイマーによる自動給餌のときにその音声を流すこともできる。録音ファイルは複数作れるので、スケジュールごとに再生ファイルを切り替えれば、「朝ごはんだよ」「お昼!」など与える時間によって違う呼びかけにすることも可能だ。

製品が海外製なので、細かいインターフェイスや画面デザインなど好みの差はありそうだが、使ってみてほとんどの機能は問題なく使えており、期待通りの性能だった。商品としても満足しているので、15000円が高い買い物とは思っていない。普段のエサやりと健康管理が楽になり、外出や旅行の自由度も増した。

外出先からリモートで給餌したり様子を見たりできる

しかし、反省点というか教訓もあった。冒頭にWOPETを選んだ理由として、アマゾンレビューの評価を挙げたが、レビューは参考にはなるが、絶対ではないことを再認識した。というのは、まず、調べた時点のアマゾンレビューでは、WOPETの平均が星4つから5つがほとんどだった。感想もインストールは簡単だった。機能も満足というものが多かったので、安心して注文したのだが、商品が届いてアプリをインストールする段になって、App Storeのアプリレビューをみたら、総合評価が2とあまりよくなかった。

アプリの評価が低いのは、インストールの失敗によるものだ。先ほど指摘したように説明書に若干の不備があったので、その影響だろう。慎重を期す場合、ほかのレビューや評価も参考にするのはやはり重要だ。

アプリ連携する家電の場合、どうしてもWi-Fi接続やアプリインストールなどの手間が必要だ。設定が不安な人は、国産品、あるいは本体が海外製品のOEMや製造だったとしても、日本企業が設計に関わっている製品を選ぶとよい。

《中尾真二》

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