松本零士、モンキー・パンチさんや小池一夫さんの相次ぐ死に悲痛「寂しいです…」
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![松本零士[小宮山あきの]](/imgs/p/hDN4m_UJPEFczM0wl2KIHdtO9kFAQ0P9REdG/635117.jpg?vmode=default)
「銀河鉄道999」劇場版公開40周年記念作品となる同作は、原作にない新しいストーリーを加えて、星野鉄郎と最大の敵プロメシュームとの対決やメーテルとの別れを描く。
松本は、同作について「素晴らしいですよ。(同作は)私は小学生の頃から憧れていた夢なんです。それが実際にこうやって演じられることが嬉しいです」と感激の面持ち。
星野鉄郎を演じる中川は、「この物語の中では、運命という言葉だったり希望という言葉だったり、いくつもの心に残る言葉がでてきます。つい最近、私たちはブラックホールを目で確認できる奇跡的な瞬間を迎えることができました。ブラックホールを目でみて感じながら、この作品に携わることができて、運命だと思い、体中が熱くなっています」と目を輝かせた。
これに長年宇宙やブラックホールについて描いてきた松本も反応し、「ブラックホールは少年の頃からの私の夢だったので、実際にみて驚きました。自分もタイムマシーンで旅しているみたいな気持ちです」と思いを語った。
メーテル役の木下は「20歳にしてメーテル役というのは大抜擢では?」と聞かれると、「稽古場から作品に向き合うに連れて、メーテルという役にプレッシャーを感じる日々でした」と苦労を明かし、「映像とセットがある中で舞台稽古をしていると、その世界観やキャラクターが持つパワーを感じられるので、今は積み上げてきたものを思いに乗せていきたいです。楽しみです」と意気込みを語った。
作品にちなみ、「旅したいところは?」と聞かれると「海外にあまり行ったことがないので、銀河鉄道の広い世界を劇中で旅する中で、海外にいろいろ行ってみたいなと思いました」とにっこり。
凰稀からは「ブラックホールに入ってみたい。あの中に入ったらどうなっちゃうんだろうなって思いますね。夢です」とロマンチックなコメントも飛び出した。
一方で『ルパン三世』の原作者のモンキー・パンチさんが亡くなったことに話が及ぶと、松本は「本当に友達でしたからね。みんな頑張れって一緒にやってきて、それが1人減り、2人減り…だんだん減ってきてるのが寂しいです。全くの同次元の存在なので、また会えるぞと信じています」と悲しみを吐露。
17日に亡くなった作家で漫画家の小池一夫さんについては、「同年代ですからね。ほとんど同じ体験をしている世代で、作家として登場したのも同時期なので、永遠の旅に立たれるのはとても寂しいです。残念です。みんな頑張れって言っています」と悼んだ。
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