nuroモバイル、「au回線」を加えてトリプルキャリア対応に | RBB TODAY

nuroモバイル、「au回線」を加えてトリプルキャリア対応に

ソニーネットワークコミュニケーションズはモバイル向けLTE通信サービス「nuroモバイル」に、au回線のサービスを5月9日から追加する。

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nuroモバイルがau回線が使える新しいプランを発表。トリプルキャリア対応のMVNOとなった
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 ソニーネットワークコミュニケーションズはモバイル向けLTE通信サービス「nuroモバイル」に、従来から提供するNTTドコモ、ソフトバンクのネットワーク回線を使ったプランに加えて、au回線のサービスを追加する。提供開始は5月9日から。

 au回線も提供されるプランはユーザーが使えるデータ容量に応じて4種類に分かれている。最大のLプランが13GB、Mプランが7GB、Sプランは2GBとなる。このほかに0.2GBの小容量「お試しプラン」がある。

 今回のau回線プランが追加されたことで、nuroモバイルもトリプルキャリア対応のMVNOになった。例えば現在auでネットワーク回線を契約して購入したスマホを、月額料金を安価に抑えられるnuroモバイルに乗り換える場合、端末のSIMロックを解除せずにnuroモバイルのSIMカードを装着して使える。nuroモバイルが3大主要キャリアに対応したことで、スマホユーザーは選べる料金プランの選択肢が広がることになるし、nuroモバイルとしても現在のau端末のユーザーにプランの魅力を訴求しやすくなる。

 本日ソニーネットワークコミュニケーションズは記者を集めて新サービスの記者会見を開いた。壇上に立って説明を行ったモバイル事業部 ビジネス推進部 部長 神山明己氏は、「2016年秋からスタートしたnuroモバイルは、これまでにスマホの端末拡充、端末保証や訪問・遠隔サポートなどサービスの両面からユーザーに支持されて堅調に成長を続けてきた」と振り返った。

 先に提供してきたNTTドコモ、ソフトバンクのネットワーク回線を使ったプランは1GB刻みで細かく設定していたプランを2018年10月に見直して、4つのプランに集約した。神山氏はその結果、月平均の申込数がリニューアル前後で160%に増えたとした。ユーザーからは「4つのプランを比較検討しやすい」「自分が必要とするデータ容量がわかった」という声から、現在使っていない端末に「お試しプラン」を付けて高齢の親にプレゼントしたら好評だったという意見が寄せられたという。

 auネットワーク回線を使用するプランはSプラン/2GBのデータ専用サービスが780円から。データ+SMS、音声通話付きのプランも選択できる。基本的な料金プランはnuroモバイルのソフトバンク回線プランとほぼ並びになる。SMS送信料は3円から、音声通話料は20円/30秒。なおau回線はVoLTE対応の端末のみが対象となり、全ての端末が使えるわけではないところは要注意だ。

 au回線プランのスタートに合わせて、従来から提供してきたソフトバンク回線プランについては7GBのMプランが月額200円割り引かれる。すでにサービスを契約しているユーザーも値下げの対象になる。

 ほかにもトリプルキャリア対応記念キャンペーンとして、nuroモバイルでは音声通話付きプランの月額料金も割り引く。Sプランは月額から500円、Mプランは1,000円、Lプランは1,500円の割引になる。既存のNTTドコモ、ソフトバンクの回線を選んだ場合も同様の記念キャンペーンが適用される。キャンペーンの実施期間は2019年5月9日から6月30日まで。

 ソニーネットワークコミュニケーションズではスマートホーム/IoTサービスの「MANOMA(マノマ)」も2018年10月から提供をスタートした。サービスの中核となるデバイス「AIホームゲートウェイ」には家庭用固定ネットワークにWi-Fi/有線でつなげられる機能のほかに、SIMカードを装着してnuroモバイルのLTE通信サービスが使用できるオプションがある。今回発表されたau回線のプランもこのMANOMAのサービスと一緒に使えるようになる。

 なおソニーネットワークコミュニケーションズでは、自宅にWi-Fi環境を持たないユーザーも、MANOMAのサービスに対応するデバイスとして販売するスマートロック「Qrio Lock」が手軽に使えるように、2019年夏から販売するモバイルネットワーク通信対応のルーター「Home Wi-Fi」とQrio Lockをセットにして、毎月数百円のランニングコストで利用可能なパッケージとして販売する。

 以下、ソニーネットワークコミュニケーションズの神山明己氏が応じた質疑応答の内容を紹介する。

―― au回線プランで獲得を見込むユーザーの規模感はどのくらいか。

神山氏:見込みの実数に関するコメントは控えさせていただきたい。一般的な国内大手キャリアのシェア率に準じて、今後はau回線をご利用されているユーザーの取り込みを図って成果を出していきたい。

―― なぜau回線が最後になったのか。

神山氏:これまでにもずっとトリプルキャリアを実現するための交渉をMNO各社と重ねてきた。互いにビジネスの環境が整備できたことと、お客様のニーズの順を踏まえていよいよau回線を増やせたという格好だ。

―― 3つの回線が異なるプランの間で価格にばらつきあるのはなぜか。ソフトバンク回線の一部サービスの価格を値下げできた理由は。

神山氏:当然アクセスチャージ(接続料)の変更も理由の中にあるが、現状競合他社の料金プランを踏まえてこの機会に料金改定を行なうことが懸命と判断した。ソフトバンク回線のMプランの価格変更については、以前のプランではそこだけ競争力が低かったためだ。MVNOとしてはNTTドコモに比べてソフトバンク、auともに接続料をもう少し安くしてもらえれば、ユーザーに提供できるプランの金額を3社で統一できるのにという思いはある。ここは継続的にキャリアと話を続けていきたい。

―― nuroモバイルのユーザーが異なるキャリアのプラン間に変更したい場合はどうなるのか。

神山氏:今のところ一旦解約していただき、新規申し込みの必要がある。お客様からのご要望が強ければサービス改善に向けた対応を検討したい。トリプルキャリアであることのメリットをより活かせるサービスついては日々ブラッシュアップを図る。

―― お試しプランからS/M/Lプランにアップグレードする顧客の割合はどれぐらいあるのか。

神山氏:実数についてはコメントを控えたい。Sプランに移っていただける方は多い。今後もアップグレードいただけるようにキャンペーンを打ったりしながら積極的に呼びかけたい。

―― 今後のnuroモバイルで取り扱う端末の計画はどうなっている。

神山氏:Xperia XZ Premiumはおかげさまで好評をいただき完売した。プレミアムクラスの端末についても成果を出せたので、お客様のニーズはあると見込んでいる。継続的に次のモデルも検討をしているところだ。

―― 大手キャリアのプラン変更(値下げ)の影響は今後あると思うか。

神山氏:各プランを見た限りでは弊社のプランの方がまだ競争力があると思う。今現在お客様の評価としてはnuroモバイルが選択しやすいという声があり、成果にも反映されている。今後も色々な競争環境がでてくると思うので、nuroモバイルとしてサービスの拡充を継続的に図りながら選ばれるサービスになりたい。

―― MVNE事業を新会社ソニーネットワークコミュニケーションズスマートプラットフォームとして分社化、立ち上げることの影響をどう見ている。

神山氏:その件についてはいまここで私が語るべき立場にない。周囲からは同じソニーグループの会社という見え方になるが、nuroモバイルとしての数を増やす、顧客を増やすことに引き続き注力していく姿勢には変わりはない。そこは緊張感を持ち続けていきたい。MVNEとMVNOの両輪で事業を盛り上げていきたい。

《山本 敦》

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