桜田ひより、『薄暮』舞台挨拶に登壇!福島県いわき市には「何回も見た景色。帰ってきたなあ」 | RBB TODAY

桜田ひより、『薄暮』舞台挨拶に登壇!福島県いわき市には「何回も見た景色。帰ってきたなあ」

エンタメ 映画・ドラマ
(C)Yutaka Yamamoto/Project Twilight
(C)Yutaka Yamamoto/Project Twilight 全 4 枚
拡大写真
 アニメ映画『薄暮』(6月21日公開)の舞台挨拶付き特別鑑賞会が、映画の舞台となった福島県いわき市、そして昌平高校にて6月6日に開催され、主演・桜田ひより、共演・赤池紗也加、広江美奈、そして山本寛監督が登壇した。

※ほかの最新エンタメ記事をチェックする

 東日本大震災の被害も描かれる同作。福島県いわき市の女子高校生・佐智(桜田ひより)は、2011年3月11日に起きた震災で心に傷を持ち、それ以来、友達や家族とどこか距離をおきながら、人にも恋にも無関心に生きていた。幼い頃からヴァイオリンを続け、高校で音楽部に所属しながら文化祭で四重奏を披露するため、日々練習に追われている。同じ頃、震災で実家が帰還困難地域となりいわきに避難してきた男子高校生・祐介(加藤清史郎)は、当たり前の景色が失われてしまう現実を目の当たりにし、“美しい今”を絵画として残すため描きはじめる。展覧会に出品する夕景画を描くため田園風景を訪れた祐介は、夕映えの中、佐智と出会い心の交流を続けていく。やがて、2人の淡い想いは「恋」へと発展し・・・。

 登壇した主演の桜田は、「映画のモデルの高校に今日こうして戻ってこれて、学校の下の坂道など何回も見た景色なので、『帰ってきたなあ』となつかしい感じがします。こうして生徒のみなさんが同じ制服をきている姿をみると、『青春をしているなあ』と感慨深いです」などとコメント。さらに、同作が声優初挑戦となるが、「声優は初挑戦でしたので、初めての経験で緊張が大きかったです。台本のページを音をたてずにめくることが難しく、家で何度も練習をしました」と苦労を語った。

 さらに、共演の赤池は「私にとっての声優デビュー作となりました。その作品を、皆様に観ていただけて本当に嬉しいです。アニメ映画の文化のひとつともなっています『聖地巡礼」の現象がありますが、今日、こうして舞台となった高校に足を運べ、生の高校生活を体感できたことは貴重な経験です。そして、主演の桜田さんは初めてお会いしましたが、純粋無垢で、すっごくカワイイです!」と声優デビューとなった同作への想いを語った。

 さらに、広江は「体育館のステージの上で登壇させていただくのは初めての経験です。とっても有難いです。私は主役の佐智が乗り降りしている湯本駅前にあるワイワイショップの店員を演じましたが、皆さんが知っていて愛されている店員のお姉さんを演じることができて楽しかったです」と実在の人物を演じたことへの想いを伝え、「皆さんの制服、そして皆さんの学校が舞台になっている映画が誕生しましたので、よろしくお願いします!」と、映画応援要請をした。

 最後に桜田は、「昌平高校の皆さんと同じ制服を着ながら、映画の主題歌『とおく』のミュージックビデオ撮影をいわきでできたこと、そして、声優初挑戦となった『薄暮』という映画に携わること、それが私の中でとても貴重で宝物な経験となりました。私も皆さんと同じ高校生なので、一緒に高校生活をこれからも楽しみましょう!」と映画のアピールをしながら締めくくった。

 映画『薄暮』は、6月21日より全国公開。

《KT》

【注目記事】
【注目の記事】[PR]

この記事の写真

/

関連ニュース