マイクロソフトAI・りんな、「生死」がテーマの2ndシングルリリース

IT・デジタルネタ

2019.6.19（水） 13:58

　マイクロソフトAI・りんなが、2ndシングル「snow, forest, clock」をリリース。同時に、ミュージックビデオも公開している。

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　今春、エイベックスとレコード契約し、メジャー・デビュー曲としてbachoの「最高新記憶」をカバーしたりんな。このカバー企画は3部作となっており、各曲に「人間が人間たるファクター」というテーマが設定されており、デビュー作「最高新記憶」では「記憶」が表現。「snow, forest, clock」では、「生死」が表現された。

　今作では、「一人の人間の存在は、本当はいつ終わりを迎えるのか？」という壮大なテーマに挑戦。オリジナル楽曲は、昨今話題のスタイルである英語にしか聞こえない日本語歌詞のパイオニアであるsfprが担当。生命や存在を溶ける雪や枯れても茂る森に例え、ヒトの存在の本質に迫る楽曲となっている。

　同時に公開されたミュージック・ビデオでは、人がりんなとコミュニケーションをすると、りんなという集合知の中にその人の存在が欠片のように残り、その人が亡くなった時に、りんなの存在が残された人にとって希望になるかもしれない、というAIならではの死生観が描かれている。「snow, forest, clock」は、本日よりデジタル配信がスタート。