上白石萌音、NHK『みんなのうたミュージカル』で主演！ゾンビ役挑戦には「驚いています」

　2020年に日生劇場ファミリーフェスティヴァルにて上演される「リトル・ゾンビ・ガール」(仮題)にて、上白石萌音が主演を務めることが決まった。

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　同公演は、NHK『みんなのうた』と、1963 年の開場以来、数多くの子供向け作品を届けてきた日生劇場の組み合わせによるオリジナルミュージカル。主人公は、森に住むゾンビの小さな女の子・ノノ。ゾンビたちは憎き敵、人間と離れて愉快に暮らしていたが、ある日、ゾンビ達が住む森に、人間たちが押しかけてくる。不安に震えあがるゾンビ達。そこでノノが正体を隠して、人間の街へスパイに行くことになる。人間の街にきたノノは、大人しくて心優しい人間の男の子、ショウと出会う。「人間は恐ろしい奴ばかり」と聞いていたのに、ノノはショウとの優しさに戸惑ってしまう。仲良くなってはいけないはずの2人の友情の行方は？放送開始から約60年となる『みんなのうた』1300曲以上の中からたくさんの名曲が届けられる点も特徴だ。

　主演が決まった上白石が演じるのは、人里離れた森で暮らすゾンビの女の子・ノノ。また、人間の男の子・ショウとの禁じられた友情を優しく見守るゾンビの長老・リリィ役で一路真輝の出演も決まった。上白石は、「たくさんの音楽を、歌う楽しさを、『みんなのうた』に教わってきました。その曲たちを舞台からお届けできるなんて、とても感慨深いです」と出演について喜び。「世代を問わず家族で楽しめる物語の中に、実は大人たちへのメッセージが強く込められているようにも感じます。時を越えて愛される『みんなのうた』と旅をするのが今から楽しみです。まさかのゾンビ役に驚いていますが、遊び心と勇気を持って、人間らしく、精一杯務めさせていただきます」と意気込んだ。

　また、出演が決まった一路は、「小さい頃から、大人になってから、そして子育てをしながら『みんなのうた』を楽しみ、共感し、励まされてきました。そのうたの数々の世界の中でミュージカルが出来る！こんな素敵な事があるでしょうか。お子様から大人まで幅広い年代の方々が楽しめる舞台になると思います。参加させて頂ける事に幸せを感じています。素敵な舞台になるよう頑張ります」とコメントを寄せた。

　NHK みんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビ・ガール』(仮題)は、2020年7月17日より日生劇場にて上演。