山田杏奈、一人二役に挑戦し「二倍演じられて得した気分になりました」
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GYAOとアミューズがオーディションによりオリジナル映画を作るプロジェクト「NEW CINEMA PROJECT」で、約400作品の中からグランプリを受賞した蛭田直美の脚本を映画化した同作は、善意の募金五億円により心臓手術に成功し、命を救われた少年・高月望来の姿を描く。
同作が初主演となる望月は、「僕はすごく前からこの主役という場に立ちたくて、『どうでしたか?』と(観客に映画の感想を)聞きいて拍手をしてもらいたくて頑張ってきました。この日を迎えられたことを、本当に嬉しく思っています」と感無量の表情を浮かべた。
望来が入院中の病院で慕っていた少女など、一人二役に挑戦した山田は「初めて脚本を読んだときに、本当にすごく素敵な脚本で。たくさんの人の思いが詰まってこういう形になったんだなと思って、大事に作らせてもらいました」と作品への思いを語った。
一人二役を演じた感想については「二役は大変なのかなと思ったんですけど、二倍できて得した気分になりましたし、それぞれの子が二人とも魅力的だったので、二人の魅力をどう違う方法で表現するのかを考えるのが、すごく面白かったです」と笑顔を弾けさせた。
望月と共演した感想を聞かれると、「私はめちゃめちゃ人見知りなので、全然話せないんですけど、お互いに感じ取りながら、共通の友達の話題とかを必死に話していました」とにっこり。
同じく「人見知り」という望月も、「僕も話しかけなきゃなって(山田に)頑張って話しかけたけど、3往復くらいで話が止まっちゃって、このあとどうしよう…みたいな雰囲気のまま僕が立ち去ってしまって」とピュアな一面をのぞかせ、会場の笑いを誘った。
また望月は主演らしく「僕が今まで共演させていただいた方のたたずまいをマネしたいなと思って頑張っていました」と明かし、「前に共演させていただいた桐谷(健太)さんとか菅田(将暉)さんはすごく(主演として)ワクワクされてるんですよ。だからこの現場で僕が一番ワクワクしてなきゃなって思ってたんですけど、全然ダメでしたね」と苦笑いを浮かべていた。
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