橋幸夫、『ノーサイド・ゲーム』で自身初の悪役に挑戦!西郷輝彦との“御三家”共演は?!
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池井戸潤の同名小説を原作にした同ドラマでは、大手自動車メーカー「トキワ自動車」府中工場総務部長にして、ラグビーチーム「アストロズ」のゼネラルマネージャー君嶋を大泉洋が演じている。同ドラマで君嶋が直面する大きな壁の一つに、ラグビー界の閉塞的な体質がある。橋幸夫は、劇中で日本のラグビー界を束ねる日本蹴球協会に会長として君臨し、閉塞的な状況を作っている張本人・富永重信役を務める。橋がTBS連ドラにレギュラー出演するのは『水戸黄門』第30部(2002年)以来17年ぶりのこと。
橋が演じる富永は、ラグビーがプロスポーツではなくアマチュアであることを神聖視し収益性を求めることを悪とする考えの持ち主。ラグビーの素人でアストロズを実力とともに経営的な面から立て直している君嶋とは対極にいる。君嶋にとって富永はまさにラグビー界のラスボス。閉じた社会とはいえピラミッドの頂点にいる富永を橋がどのように演じるのか期待が高まる。橋といえばトキワ自動車社長・島本博役で出演中の西郷輝彦とともに“御三家”として一世を風靡した往年のスターだが、二人の競演はあるのか?
橋は同ドラマについて「これまではテレビの前で拝見していました。なかなかよくできているといいますか、脚本が素晴らしいです。僕はラグビーという競技をあまり知らなかったんですが、このドラマがきっかけで面白いものだと知りました」とコメント。自身の役どころについては、「年齢的にも昔の考え方を持った人物がプラチナリーグのトップに立っている。悪役とまではいきませんが、『ニヒルでいいから“方針が違う”ということを上から目線でやって欲しい』と監督からリクエストされました。できているかどうかはドラマをご覧になって確認してください(笑)」と語った。
また、西郷については「彼とは御三家時代からの仲間ですから、同じシーンで共演できたらこれまで積み上げてきた関係性が画面からにじみ出て面白いと思います。そんなシーンがあるといいですね(笑)」とコメントした。一方の西郷は、「日本蹴球協会長とトキワ自動車社長。共演シーンがあるか微妙ですが、ロケ先でぱったりなんてことはありそうですね。ようこそアストロズワールドへ!」とコメントを寄せた。
日曜劇場『ノーサイド・ゲーム』(TBS系)は、毎週日曜よる9時から放送中。橋は18日放送の第6話から登場する。
《KT》
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