【インタビュー】アニメ声優初挑戦の永野芽郁、20歳になってやりたいことは? | RBB TODAY

【インタビュー】アニメ声優初挑戦の永野芽郁、20歳になってやりたいことは?

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永野芽郁【写真:竹内みちまろ】
永野芽郁【写真:竹内みちまろ】 全 1 枚
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 9月24日に20歳の誕生日を迎える女優の永野芽郁がアニメ声優に初挑戦した映画「二ノ国」が8月23日から公開される。

 同作は、親友の男の子2人(主人公ユウ=山崎賢人/ハル=新田真剣佑)がある日突然、現実世界と命のつながりを持つ魔法の世界“二ノ国”に引き込まれてしまうことで始まる青春ファンタジー。永野は、現実世界となる“一ノ国”では、2人と幼馴染みでハルの恋人・コトナを、“二ノ国”ではエスタバニア王国のアーシャ姫を演じる。

 アニメ声優初挑戦で、かつ一人二役に挑戦した永野にインタビューを行い、声優の経験を通して感じたことや、20歳を迎える心境を聞いた。

-幼馴染みの3人ですが、コトナは、ハルの恋人でもあります。3人の関係性をどう感じましたか?

 彼氏と、彼氏の親友の間にずっと居続けられることがすごいなと思いました(笑) でも、この3人だから成り立つ関係性だなと思います。

-アニメ声優初挑戦ですが、完成した作品を観た感想をお願いします。

 自分は映っていないのですが、自分の声が聞こえてくるので、どこか恥ずかしい気持ちになりました。でも 、それを忘れさせてくれるくらい作品世界に入って、楽しく観れました。“二ノ国”でみんなが戦っているシーンはハラハラしましたし、実写のような観方もできました。新しいものを観させていただいた気持ちでした。

-一人二役ですが、どんな点に気を付けましたか?

 最初は二役をやるのなら、声質やトーンを変えなければならないだろうなと思ってドキドキしていたのですが、現場に入ってみると、みなさんが「あまり構えずに、自分が思うように1回、やってみてください」と言ってくださりました。そのときの感情で一度、お芝居をしてみて、そこから「もう少し声を高くしようか」、「低くしようか」と分かりやすくアドバイスをいただきました。声に対する意識をみなさんに変えてもらいながら、楽しくできました。

-今後の女優活動に活かすことができる経験は?

 普段、お芝居をしているときは意識の比重が表情に行き、呼吸はあまり意識していなかったのですが、声優になると声だけなので、呼吸の大事さに気付きました。お芝居をしているときに、意識していないと、呼吸が小さくなったり、止めていたりすることがあるのですが、これから作品に入るときに、芝居をするうえで、呼吸が自分の中で大切になってくると思いました。

-9月24日に20歳になりますが、女優としての目標は?

 みなさんが思っている私のイメージがまた少し変わるようなお芝居だったり、座組だったりに参加できたら、幸せだなと思います。シリアスな作品やアクションもですし、“ぜんぜん笑わない”とか。コメディもやってみたいし、色々なことに挑戦したいです。今しかできないこともやりたいと思っています。欲張りなのですが、その時々にやりたいことをやれるだけのスキルを身に付けていきたいなと思います。

-最後に、20歳を迎えて、どんな大人の女性になりたいかを教えてください。

 人に合わせないということではないのですが、「自分がこうでありたい」と思ったら、そのままつき進める人になりたいなと思っています。芯があるというか、『間違っていることは間違っているし、間違っていないことは間違っていない』と、判断や決断をする力がしっかりと備わっている女性ではありたいなと思っています。

 ***

 気さくにインタビューに応えてくれた永野だが、「20歳までのカウントダウンを1年前くらいからしていたので、すごく長かったのですが、気付いたら、あと1ヶ月です」と話してくれた。続けて、「10代の間に先輩たちにたくさん食事に連れて行ってもらったので、『二十歳になったので』と言って、私に1回くらい先輩たちにごちそうさせてほしいなと思います。先輩たちは『年下の子はいいよ』と絶対に言うので、そこはかっこよく、こっそり会計とかしてみようかなと思っています(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑顔を弾けさせた。

 アニメ声優の経験をへて、女優として、そして大人の女性として成長してく永野のますますの活躍に期待したい。

《竹内みちまろ》

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