ガリットチュウ福島善成「また元気でやらさせてください」、コンビで揃ってイベント出演

　お笑いコンビ・ガリットチュウの福島善成と熊谷茶が29日、都内にて開催された映画「ターミネーター：ニュー・フェイト」（11月8日公開）の「“審判の日”ファンイベント」に出演した。

　同作は、シリーズ最大のヒット作「ターミネーター2」の正統な続編。「ターミネーター2」以降、シリーズへの直接的な関与がなかったジェームズ・キャメロンが製作に復帰し、シリーズの伝説的キャストであるアーノルド・シュワルツェネッガーとリンダ・ハミルトンの最強タッグも復活する。

　イベントでは、2人は、シリーズキャラクターに扮した姿で登壇。福島は「I'll be back.（戻ってくるぞ）」とシリーズの中の名セリフを口にし、ポーズを決めた。福島は今月19日に吉本興業から謹慎処分を解かれ芸能活動を再開したが、「色んな意味で、『I'll be back.』です」と自らネタにしてイベントを盛り上げた。熊谷もイベント内容にからめて、「僕たちも“審判の日”ですからね。新たなターミネーター、新たなガリットチュウとして頑張っていきます」とコメント。

　イベントの最後、福島は襟を正して「本日、ガリットチュウにとって“運命の日”となりました。今日から、新生ガリットチュウと、ターミネーターをよろしくお願いいたします」と心境を言葉にし、コンビで揃って深々と頭を下げ、劇場に詰め掛けたターミネーターファンたちから大きな拍手を浴びた。

　囲み取材では、福島は、報道陣から「お帰りなさい」と声を掛けられ、「ありがとございます」と感謝。「久々にコンビを組んでのイベントでしたが、いかがでしたか？」と尋ねられると、福島は「久々だったのですが、やっぱり息が合わないですね。20年間ずっと息が合わない」とさっそく“福島節”を炸裂させ、笑いを巻き起こした。

　「改めて心境をお願いします」と促されると、福島は姿勢を正し、「本当にお騒がせしてすみませんでした。ターミネーターのように“I'll be back.”、また元気でやらさせてください。よろしくお願いします」と胸の内を言葉にし、頭を下げた。

　また、「1か月くらい前は、ご自身で『自分のことを不死身で、戻ってこれる！』という感じの意気込みだったのですか？」とターミネーターにからめて質問されると、福島は、「まったくなかったですね。心がボロボロだったので」とひょうひょうと答え、笑いを誘っていた。