宮崎あおいら、是枝監督最新作『真実』で洋画吹替初挑戦 | RBB TODAY

宮崎あおいら、是枝監督最新作『真実』で洋画吹替初挑戦

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(C)2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA配給:ギャガ
(C)2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA配給:ギャガ 全 1 枚
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 是枝裕和監督の長編14作目となる最新作『真実』が、10月11日に日本で公開となる。このほど、宮本信子、宮崎あおい、佐々木みゆが洋画吹替えに初挑戦することが分かった。

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 同作は、国民的大女優ファビエンヌが自伝本『真実』を出版するところから展開される。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール、テレビ俳優の娘婿ハンク、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき……。

 このほど、日本語吹替版の劇場公開が決定。カトリーヌ・ドヌーヴ演じる、国民的大女優ファビエンヌ役に、宮本信子、ファビエンヌの娘で脚本家、ジュリエット・ビノシュが演じるリュミール役に、宮崎あおい、リュミールの娘シャルロット役には、映画『万引き家族』でも注目を浴びた子役、佐々木みゆが決まった。ちなみに、是枝監督は吹替版でも、みゆちゃんには台本を渡さなかったそう。従来の口伝えの演出で台詞を収録したという。その感情豊かな声の演技にも注目だ。

 是枝監督は今回の決定について「宮本さんの凛とした声と、背筋のピンとした佇まいは、まさにカトリーヌさんにぴったり重なると思いましたし、宮崎さんは声のお仕事もご一緒させて頂いたことがあるのですが、その繊細な表現力はもう、唯一無二だと思ってましたので、ビノシュさんとの年齢差は気になりませんでした。ダメ元で僕から提案したお二人が、お2人とも、思いがけずお引き受け頂けて、監督としてこんなに嬉しいことはありません。もう一つの『真実』に出会うのを僕自身楽しみにしています」とコメント。

 宮本は「洋画の吹き替えは初めての事なので、出来るかどうかとても不安で正直悩みました。でも是枝監督からお声掛け頂いたのですから、受けて立たなくては宮本信子はダメだわ!と思いまして。「どうなるか分かりませんが、一生懸命やらせていただきます」とお伝えさせていただきました」と語っているほか、宮崎は「初めてのことに、何をどうしたら良いのか不安いっぱいでスタジオに入ったのですが、始まってみたらとても楽しく...自分がジュリエット・ビノシュになったかのような幸せな錯覚を味わいながらの贅沢な時間でした」とコメント。

 佐々木は、「初めてなので、さいしょはちゃんとできるかな?と心配だったけど、シャルロットちゃんの役ができるチャンスは一回しかないからぜったいやります!と言いました。夢がかなって、今もとても幸せな気持ちです」と心境を伝えた。

 映画『真実』は、10月11日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

《KT》

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