同作では、昭和という時代、そしてアングラ系世界観に惹かれるという大間乃が、ジャズ喫茶、古民家、銭湯、秘宝館などで撮影を行い、安らぎと懐かしさを感じさせるエロティシズム満載の1冊となった。
「少女未遂」というタイトルについては、「今19歳なのですが、少女から大人に変わる中途半端な時期だと思っています。その変わり目で、自分の過去とこれからのことを交えて、今の自分を表現するということで」などと意味を説明。「自分の頭の中や、過去のこと、好きなものなどを全部ひっくるめて1冊にできたことがすごく嬉しかったです」と笑顔を弾けさせた。
そんな大間乃に、「妄想」に関しての質問が飛ぶ一幕があった。大間乃は「私が妄想するときは、現実逃避したくなったときや、『やってらんないな』と思ったとき」などと紹介。「妄想しているときって、私は幸せな気分になるのですよ。幸せになりたいときとかは妄想しています」と目を輝かせていた。